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OCLC、COREとスポンサー契約を締結

2025年8月22日、OCLCは、オープンアクセスのための国際的なアグリゲーションサービスCORE(COnnecting Repositories)のスポンサーとなる契約を締結したと発表しました。

このパートナーシップは、図書館と研究者がよりどころとするグローバルなインフラを強化するというOCLCのコミットメントを反映したものとあります。

OCLC expands global partnerships with CORE sponsorship agreement(OCLC, 2025/8/22)
https://www.oclc.org/en/news/announcements/2025/oclc-expands-global-partnerships-with-core-sponsorship.html

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日本科学未来館及びGMO AI&ロボティクス商事株式会社、「対話型AIロボット」実証実験を実施

2025年8月25日から8月31日まで、日本科学未来館(東京都江東区)において「対話型AIロボット」実証実験が実施されています。

実証実験で使用されているのはGMO AI&ロボティクス商事株式会社が開発した対話型AIロボットで、展示フロアを移動しながら、来館者に対して展示解説から館内案内までを多言語(日本語・英語・中国語・韓国語)で行うとあります。対話内容から動作プログラムに至るまでの業務の約80%が生成AIにより自動でプログラムされたと紹介されています。

実証実験は常設展示「プラネタリー・クライシス―これからもこの地球でくらすために」において実施されており、ロボットに声を掛けて体験してほしいとしています。参加者アンケートで寄せられた意見は、今後の研究開発に役立てられます。

「対話型AIロボット」実証実験 ~ロボットによる未来のコミュニケーションを体験しよう!(日本科学未来館)
https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202508254175.html

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大野市(福井県)で「文化財を楽しむおはなし会」が開催

2025年9月28日と10月26日、大野市(福井県)で「文化財を楽しむおはなし会」が開催されます。

国の重要文化財に指定されている江戸時代の農家住宅(旧橋本家住宅)のいろりを囲みながら日本の昔話を聞いたり、大野市民俗資料館において、物語に登場する民具に触れながらおはなしを聞くおはなし会です。

大人も子どもも、文化財に触れることで物語をより楽しみ、物語を通して文化財をより楽しむことが企図されています。

また、おはなし会と大野市図書館を巡るシールラリーも合わせて開催されます。

文化財を楽しむおはなし会(大野市, 2025/8/28)
https://www.city.ono.fukui.jp/kosodate/bunka-rekishi/hakubutsukan/shisetsu/minzokushiryoukan/ohanashikai2025.html

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【イベント】国際交流基金、トークイベント「アジアからの風~東南アジアの絵本との出会い~」(9/17・東京都)

2025年9月17日、独立行政法人国際交流基金(JF、東京都新宿区)が、日本国際児童図書評議会(JBBY)の協力の下に、トークイベント「アジアからの風~東南アジアの絵本との出会い~」を開催します。

2025年3月から4月にかけてイタリアで開催されたボローニャ国際児童図書展(Bologna Children’s Book Fair)で出会ったマレーシア、シンガポール、タイ、ベトナムの児童書の編集者を招き、担当した絵本や絵本の出版事情を聞くとあります。モデレーターは、絵本評論家の広松由希子氏です。

参加には事前申込みが必要で、定員は40人です。

トークイベント「アジアからの風~東南アジアの絵本との出会い~」(2025.9.17)(Bookmark_JF, 2025/8/20)
https://www.bookmark.jpf.go.jp/news/6925/

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ドイツ国立図書館はいかにして音楽資料をデジタル化したか(文献紹介)

2025年8月23日付けで、国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)の機関誌「IASA Journal」の55号にドイツ国立図書館(DNB)ドイツ音楽資料館のデジタル化に関する論文「How the German National Library Migrated 770,000 Compact Discs and Digitized 50,000 Audiocassettes」が掲載されています。著者は、ドイツ国立図書館ドイツ音楽資料館のRuprecht Langer氏です。

ドイツ国立図書館ドイツ音楽資料館は、ドイツで出版されたすべての録音媒体を収集しています。同館は、過去15年間にわたり、所蔵資料の保存とライプツィヒ館及びフランクフルト・アム・マイン館の閲覧室のコンピュータからの音楽資料へのアクセス向上を目的として、同館の全てのオーディオCDとオーディオカセットテープを対象に、次の二つのデジタル化プロジェクトを実施しました。

・オーディオCD(77万枚)のデジタルコンテンツのリポジトリへの移行
・オーディオカセットテープ(5万本)のデジタル化

記事では、同プロジェクトのプロセス及びワークフロー、直面した課題、適用した品質管理、得られた教訓等について報告されています。

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【イベント】葉山しおさい博物館、サイエンストーク「だまされないための博物館的思考」(9/7・神奈川県)

2025年9月7日、葉山しおさい博物館(神奈川県葉山町)によるサイエンストーク「だまされないための博物館的思考」が、葉山しおさい公園内の茶室・潮見亭において開催されます。

科学リテラシーについて、博物館の標本や展示を交えながら解説するとあります。話題提供者は、川上俊介氏(アサヒ地水探査株式会社)と倉持卓司氏(葉山しおさい博物館)です。

参加費は無料ですが、葉山しおさい公園入園料が必要です。定員は30人程度(先着順)です。

しおさい公園だより(葉山町, 2025/8/22)
https://www.town.hayama.lg.jp/soshiki/shougaigakushuu/2/2/15960.html

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研究者が直面するオープンアクセス出版の障壁:2004年から2023年までの文献レビュー(文献紹介)

英国王立協会(The Royal Society)が刊行するオープンアクセス(OA)誌“Royal Society Open Science”の12巻8号に、研究者が直面するOA出版の障壁に関するレビュー記事“Hurdles to open access publishing faced by authors: a scoping literature review from 2004 to 2023”が掲載されています。著者は、ドイツ国立科学技術図書館(TIB)のNataliia Kaliuzhna氏等です。

記事では、OA出版を目指す研究者が直面する障壁について取り上げた、2004年から2023年までの20年の間に刊行された113件の論文がレビューされています。その結果、82の障壁が特定され、これらは財政的な問題等に関する「実践上の障壁」、研究者のスキルや知識の不足等に関する「能力の欠如」、OA出版に対する研究者の不安や認識に関する「感情」、学術コミュニケーション分野における法的枠組み等に関する「ポリシー・ガバナンス」の四つのクラスターに分類されたとし、各クラスターに関する分析結果が報告されています。「感情」に分類された障壁の割合が最も高く、レビューで特定された障壁の51.2%を占めたことなどが紹介されています。

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寒川文書館、企画展「学校日誌からみる戦時下の寒川」を開催中

2025年8月1日から12月28日まで、寒川文書館(神奈川県)において企画展「学校日誌からみる戦時下の寒川」が開催されています。

企画展では、町立寒川小学校に残されている国民学校時代の日誌から、戦時下の様子を探るとあります。

関連イベントとして、8月30日に講座「『学校日誌』からみる戦時下の寒川を企画して」が開催されます。企画展の内容解説のほか、学校日誌を始めとする学校に残されている資料の保存と活用について考えるとしています。

学校日誌からみる戦時下の寒川(寒川町)
https://www.town.samukawa.kanagawa.jp/soshiki/somu/somu/bunsho-kan/event/index.html

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国際図書館連盟(IFLA)、倫理諮問委員会の創設を承認

2025年8月27日、国際図書館連盟(IFLA)は倫理諮問委員会(Advisory Committee on Ethics)の創設について、運営理事会で承認されたと発表しました。

発表では、委員会の主な役割として、IFLAにおける倫理的問題に関して助言を提供し、リーダーシップを発揮すること、“IFLA Code of Conduct for Volunteers”を始めとする行動規範の普及を促進すること等が挙げられています。

今後は9月26日まで委員会メンバーの候補者募集が行われるとあります。

IFLA establishes Advisory Committee on Ethics, launches call for candidates(IFLA, 2025/8/27)
https://www.ifla.org/news/ifla-establishes-advisory-committee-on-ethics-launches-call-for-candidates/

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米国公共図書館協会(PLA)、公共図書館の職員に関する調査レポートの2024年版を公開

2025年8月27日、米国公共図書館協会(PLA)が公共図書館の職員に関する調査レポートの2024年版“2024 Public Library Staff Survey”をウェブサイト上で公開しました。

同調査は、米国における公共図書館職員の待遇や役割、人種等の属性、多様な背景や能力を持つ職員等にとって居心地の良い環境づくりに向けた目標や活動等を明らかにすることを目的として、2024年秋に実施され、1,478の公共図書館から回答を得たとあります。

報告書では、2021年に実施された前回調査と比較しつつ調査の結果がまとめられています。

PLA Releases Results from the 2024 Public Library Staff Survey(ALA, 2025/8/27)
https://www.ala.org/news/2025/08/pla-releases-results-2024-public-library-staff-survey

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米国出版協会(AAP)、2024年の年次報告書の概要を発表:出版業界全体の推定収益は325億ドル

2025年8月26日、米国出版協会(AAP)が2024年の年次報告書の概要を発表しました。

発表によると、米国の書籍出版業界全体の推定収益は前年比4.1%増の325億ドルとされています。報告書の主なポイントとして、以下のような点が挙げられています。

・ 一般向け書籍の推定収益は、前年比4.4%増の212億ドルであった。
・ 一般向け書籍を含む業界全体では、印刷形式のものが全収益の50.5%を占め、うちハードカバーが79億ドル(前年比3.6%増)、ペーパーバックが78億ドル(同3.2%増)であった。
・ 一方、デジタル形式のものは全収益の14%を占め、うちオーディオブックが24億ドル(同22.5%増)、電子書籍が21億ドル(同1.5%増)であった。

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むつ市立図書館、涼みながら映画を楽しめる「クーリング シネマ」を開催中

2025年7月19日から8月31日まで、むつ市立図書館(青森県)において「クーリング シネマ」が開催されています。

通常、団体向けに貸している同館のミニシアター「視聴覚ホール(あすなろホール)」を期間限定で開放して、涼みながら映画を楽しむことができるとあります。むつ市が実施している「クーリングシェルター」の一環として、館内施設及び所蔵資料を活用した取組であるとしています。

期間中は、同館が所蔵する映像資料が毎日計4回(大人向けと子ども向けそれぞれ2回)上映されます。

むつ市では、一部の市有施設においてクーリングシェルター『涼みどころ』を開設しており、同館もその一つとなっています。

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英・図書館情報専門家協会(CILIP)が主導する“Green Libraries Week 2025”が2025年10月から開催:テーマは「変化の種:図書館とともに変化を生み出そう」

2025年10月27日から11月2日まで、英国で“Green Libraries Week 2025”が開催されます。

Green Libraries Weekは、英・図書館情報専門家協会(CILIP)が主導するGreen Libraries Campaignの一環であり、気候と持続可能性に焦点を当てた図書館の活動を紹介・共有するものとあります。

3回目に当たる今回のテーマは「変化の種:図書館とともに変化を生み出そう」(Seeds of Change : make a difference with your library)です。期間中には、各地の図書館において、環境に配慮したイベントなどが行われます。

また、10月27日には、図書館関係者、環境分野のリーダー、地域パートナー等が参加して図書館が気候変動への取組にどのように関わっていけるかについて検討する会議“Green Libraries Conference”が、英国図書館(BL)で開催されます。

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過去20年間における米国人の娯楽としての読書時間の変化(文献紹介)

2025年8月20日付けでオープンアクセス(OA)査読誌“iScience”に、過去20年間の米国人の読書時間の変化について分析した論文“The decline in reading for pleasure over 20 years of the American Time Use Survey”が掲載されています。著者はJessica K. Bone氏(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL))等です。

米国の労働統計局による“American Time Use Survey”のデータを用いて、2003年から2023年にかけて(COVID-19のパンデミックの影響を受ける2020年を除く。)の米国人が娯楽として読書した時間と、成人が子どもとともに読書した時間の変化等を分析したとあります。

主な結果として、娯楽としての読書を毎日する人の割合は2004年の28%をピークとして減少傾向にあり、2023年は過去最低の16%であったこと、割合は人種、学歴、所得等によって異なりかつその差は拡大傾向にあること、子どもとの読書時間には有意な変化は見られなかったこと等が示されています。

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国際図書館連盟(IFLA)、オープンアクセスに関する用語や定義をまとめた“Open Access Vocabulary”の第2版を公開

2025年8月22日、国際図書館連盟(IFLA)が、オープンアクセスに関する用語や定義をまとめた“Open Access Vocabulary”の第2版を公表しました。

カザフスタン・アスタナで開催された2025年世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会の中で公表されたもので、新しい用語やより多くの翻訳が含まれているとあります。

WLIC 2025: Day Four highlights(IFLA WLIC)
https://2025.ifla.org/day-four-highlights/

IFLA Open Access Vocabulary – Second Edition(IFLA, 2025/8/5)
https://repository.ifla.org/items/325341ed-b8f4-4363-854c-fe9346b115cf

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日本図書館協会(JLA)認知症バリアフリー図書館特別検討チーム、2025年度の図書館の認知症に関する取組事例を募集中

2025年10月31日まで、日本図書館協会(JLA)の認知症バリアフリー図書館特別検討チームが、図書館における認知症への取組事例を募集しています。

9月21日の「認知症の日(世界アルツハイマーデー)」と9月の「認知症月間(世界アルツハイマー月間)」に関する各館におけるイベントの情報と日頃の取組について募集するものです。

同チームのウェブページに掲載されている「事例報告提出シート」に記入の上、同チームのメールアドレス宛てに送るよう求めています。

なお、今年度は関連情報として、「認知症イノベーションアライアンスワーキング」(事務局:経済産業省)が推進する、認知症の人が製品・サービスの開発プロセスに参画して企業と共創することを目指す「オレンジイノベーション・プロジェクト」についても案内がなされています。

認知症バリアフリー図書館特別検討チーム(JLA)
https://www.jla.or.jp/committees/ninchisho/
※「2025年度の活動」の項目に「図書館の認知症への取組事例の情報提供のお願い」とあります。

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「デジタルアーカイブジャパン・アワード」の2025年受賞者が発表

2025年8月25日、内閣府知的財産戦略推進事務局と国立国会図書館(NDL)が開催した「デジタルアーカイブフェス2025―デジタルアーカイブの新展開―」において、「デジタルアーカイブジャパン・アワード」の受賞者が発表され、授賞式が行われました。

同アワードは、デジタルアーカイブの拡充や利活用の促進に積極的に取り組むアーカイブ機関及び活用者等を顕彰し、それらの取組を広く社会に紹介することで、デジタルアーカイブが日常に溶け込んだ豊かな創造的社会の実現することを目指しています。

2025年の受賞機関は次のとおりです。

・ 裏源氏勉強会(デジタル源氏物語)
・ 熊本県菊池市立図書館(菊池市デジタルアーカイブ)
・ 神戸映画資料館(事業主体:NPO法人プラネット映画保存ネットワーク)(ウェブ版『日本アニメーション映画史』)
・ 国立公文書館アジア歴史資料センター(アジア歴史資料センターデジタルアーカイブ)
・ ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター(人文学オープンデータ共同利用センター)

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国立国会図書館デジタルコレクションに新聞等約6.9万点を追加

2025年8月、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館デジタルコレクションに新聞、古典籍、パッケージ系電子出版物等約6.9万点を追加しました。

古典籍及び他機関デジタル化資料のうち著作権の問題がない資料などは、インターネット公開で提供します。

今回追加した資料については、現時点では全文検索の対象とはなっていません。

新聞等約6.9万点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました(NDL, 2025/8/27)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2025/250827_01.html

参考:
国立国会図書館デジタルコレクションに新聞等5,300点を追加 [2025年07月30日]
https://current.ndl.go.jp/car/256218

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EveryLibrary Institute、メロン財団から60万ドルの助成金を獲得

2025年8月25日、図書館や学術機関等の発展と支援に従事する米国の非営利組織EveryLibrary Instituteは、米国のアンドリュー・W・メロン財団から60万ドルの助成金を獲得したと発表しました。

助成金は、あらゆる種類の図書館の支援、図書館における読書促進、図書館資金の確保、図書館の専門家及び職員の支援を行うための、EveryLibrary Instituteの全国的な取組の強化・拡大に用いるとしています。

Mellon Foundation Awards EveryLibrary Institute a $600,000 General Operating Support Grant(EveryLibrary Institute, 2025/8/25)
https://www.everylibraryinstitute.org/mellon2025

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国際子ども図書館、展示会「絵探し絵本となかまたち」を開催

2025年10月7日から12月21日までと2026年1月20日から4月19日まで、国立国会図書館(NDL)国際子ども図書館が、展示会「絵探し絵本となかまたち」を開催します。

2025年12月7日には、山本美希氏(筑波大学芸術系准教授)による関連講演会「文字のない絵本と絵探し絵本の交点を探る」を開催します。

また、関連イベントとして、2025年10月19日、11月9日、2026年2月8日、3月8日にスタッフによるギャラリートークを実施します。

新着情報(国際子ども図書館)
https://www.kodomo.go.jp/index.html
※2025年8月26日付けで「展示会「絵探し絵本となかまたち」を開催します(付・プレスリリース)」とあります。

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