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今日 — 2025年7月15日

早稲田大学演劇博物館、所蔵資料をGoogle Arts & Cultureにてオンライン公開

2025年6月から、早稲田大学演劇博物館が、所蔵資料の一部をGoogle Arts & Cultureにおいてオンラインで公開しています。

同館が所有する名品の中から、人形浄瑠璃関連資料や歌舞伎資料を中心に選定した63点(2025年6月時点)が、高解像度画像で公開されているとあります。

Google Arts & Cultureにて演劇博物館所蔵の資料をオンライン公開(早稲田大学演劇博物館100周年記念サイト, 2025/6/25)
https://enpaku100th.w.waseda.jp/165/

【お知らせ】Google Arts & Cultureにて演劇博物館所蔵の資料をオンライン公開(早稲田大学演劇博物館)
https://enpaku.w.waseda.jp/info/20113/

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一昨日以前

ラトビア国立図書館、欧州連合(EU)の助成を受けた国際協力プロジェクト“EU4Dialogue: Improving exchanges across the divide through education and culture”の最終報告書を公開

2025年6月3日、ラトビア国立図書館が、欧州連合(EU)の助成を受けた国際協力プロジェクト“EU4Dialogue: Improving exchanges across the divide through education and culture”の最終報告書を公開したと発表しました。

同プロジェクトは、EUの近隣諸国に対する開発援助等を担う欧州委員会近隣・拡大交渉総局(DG NEAR)が支援するプログラム“EU4Dialogue”の一環として実施されたものです。南コーカサス及びモルドバ共和国における教育と文化を通じた人的交流の促進を目指して、2021年5月から2025年5月にかけて実施され、同館のほか、ベルギー、フランス、ドイツ、アイルランド、ポーランドから七つの機関が参加しました。

ラトビアは、プロジェクトにおいて主に図書館・博物館分野を担当し、同館が中心となって、対象地域の図書館・博物館関係者に向けて、サマースクールやインターンシップ等の機会を提供したとあります。報告書ではプロジェクトを通じて同館で得られた経験や成果等がまとめられています。

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【イベント】東京文化財研究所、シンポジウム「紛争下の被災文化遺産と博物館の保護―スーダン共和国の事例から―」(8/16・東京都)

2025年8月16日、独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所(東京都台東区)においてシンポジウム「紛争下の被災文化遺産と博物館の保護―スーダン共和国の事例から―」が開催されます。

スーダンでは、2023年に始まった軍事衝突により、文化遺産及び博物館が大きな被害を受けたとあります。シンポジウムでは、文化遺産分野と外交分野から、紛争被災文化遺産や博物館の保護等について話し合うとしています。

主なプログラムは以下のとおりです。

・スーダンからのメッセージ1(逐次通訳)
 Prof. Intisar Soghayroun(元ハルツーム大学教授、元高等教育大臣)

・スーダンからのメッセージ2(逐次通訳)
 Dr. Amani Noureldaim(National Corporation for Antiquities and Museums 国際交流部部長)

・被害状況報告
 関広尚世氏(京都市埋蔵文化財研究所)

・被災博物館の復興に向けて
 青柳正規氏(ICOM日本委員会委員長、元文化庁長官)

・被災文化遺産の保護に向けた取り組み
 岡田保良氏(日本イコモス国内委員会委員長、文化遺産国際協力コンソーシアム副会長)

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滋賀県立大学「近江楽座」の地域博物館プロジェクト、企画展示「日露戦争と近江人」を開催

2025年7月8日から25日まで、滋賀県立大学の学生地域活動プログラム「近江楽座」の中の一つである地域博物館プロジェクトが、企画展示「日露戦争と近江人」を同大学の交流センター(滋賀県彦根市)において開催します。

地域博物館プロジェクトは、学生自らが学芸員のような役割を担い、地域の文化財を調査・保護し、展示することで、地域の人に歴史や文化を還元する活動を行っているとあります。

今回の企画展示では、古文書調査で協力を得ている西川嘉右衛門商店の蔵から発見された日露戦争の貴重な資料や、白谷荘歴史民俗博物館に保管されている日露戦争に関連する教科書等が紹介されます。

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