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米・ヒューストン公共図書館、移民の声を伝えるポッドキャストを作成(記事紹介)

2025年10月28日付けで、米国図書館協会(ALA)公共プログラム部(Public Programs Office)のウェブサイト“Programming Librarian”に、移民の声を伝えるポッドキャストの作成に関する記事“Moving People: Connected Stories Podcast”が掲載されています。

ALA公共プログラム部とアメリカ人類学会(AAA)の連携による巡回展示“World on the Move: 250,000 Years of Human Migration”との関連の下、テキサス州のヒューストン公共図書館が実施した取組の紹介です。全米でも有数の多文化都市であるヒューストンの多様性を紹介することが目的であり、ゲストとして招いた移民には、移住の苦労や成功など、それぞれの体験を語ってもらい、ポッドキャストを作成したとされます。

記事では、録音に係る作業や留意点など、運営上の具体的な経験も紹介されています。

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西日本自然史系博物館ネットワーク、Innovate Museum事業 実地研修「博物館施設内でのドローン撮影の実際」を開催

2025年11月7日、NPO法人西日本自然史系博物館ネットワークが、Innovate Museum事業 実地研修「博物館施設内でのドローン撮影の実際」を大阪市立自然史博物館(大阪府)において開催します。

近年、マイクロドローンを用いて博物館の展示室内を撮影し、動きのある魅力的な映像を作成しようとする事例が見られる一方で、課題や懸念の声もあるとされます。同研修では、撮影事業者や、実際に撮影を実施した博物館担当者などの話を聞き、撮影の実際を見学し、撮影時に検討すべき留意点を議論するとあります。

Innovate Museum事業 実地研修「博物館施設内でのドローン撮影の実際」(西日本自然史系博物館ネットワーク, 2025/9/29)
https://www.naturemuseum.net/?p=1106

参考:
大阪府立中之島図書館のドローン撮影動画が公開 [2025年01月08日]
https://current.ndl.go.jp/car/236748

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米・ニューヨーク公共図書館、9.11同時多発テロ事件後を記録した歴史的な映像から成る“CameraPlanet Archive”を受贈

2025年9月10日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、“CameraPlanet Archive”を受贈したと発表しました。

CameraPlanet Archiveは、2001年9月11日に発生した同時多発テロ事件直後の状況や9.11記念博物館(National September 11 Memorial and Museum)の設計・建設について記録した、1,200時間を超える映像が収録されているアーカイブズで、映画監督・スティーブン・ローゼンバウム(Steven Rosenbaum)氏とパメラ・ヨーダー氏(Pamela Yoder)からNYPLに寄贈されました。

アーカイブの映像の一部は、ローゼンバウム氏の2002年のドキュメンタリー映画“7 Days in September”で紹介されましたが、大半はこれまで公開されていなかったとあります。NYPLでは、同アーカイブズを2027年に一般公開する予定であるとしています。

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