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ドイツ国立図書館はいかにして音楽資料をデジタル化したか(文献紹介)

2025年8月23日付けで、国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)の機関誌「IASA Journal」の55号にドイツ国立図書館(DNB)ドイツ音楽資料館のデジタル化に関する論文「How the German National Library Migrated 770,000 Compact Discs and Digitized 50,000 Audiocassettes」が掲載されています。著者は、ドイツ国立図書館ドイツ音楽資料館のRuprecht Langer氏です。

ドイツ国立図書館ドイツ音楽資料館は、ドイツで出版されたすべての録音媒体を収集しています。同館は、過去15年間にわたり、所蔵資料の保存とライプツィヒ館及びフランクフルト・アム・マイン館の閲覧室のコンピュータからの音楽資料へのアクセス向上を目的として、同館の全てのオーディオCDとオーディオカセットテープを対象に、次の二つのデジタル化プロジェクトを実施しました。

・オーディオCD(77万枚)のデジタルコンテンツのリポジトリへの移行
・オーディオカセットテープ(5万本)のデジタル化

記事では、同プロジェクトのプロセス及びワークフロー、直面した課題、適用した品質管理、得られた教訓等について報告されています。

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ドイツ学術機関連盟、学術出版の発展に向けた新たな戦略“Strategie der Allianz für die Weiterentwicklung des wissenschaftlichen Publikationswesens 2026-2030”を発表

2025年7月30日、ドイツ学術機関連盟(Allianz der Wissenschaftsorganisationen)が学術出版の発展に向けた新たな戦略として、“Strategie der Allianz für die Weiterentwicklung des wissenschaftlichen Publikationswesens 2026-2030”を発表しました。

同連盟のオープンアクセス(OA)に関する戦略“Open-Access-Strategie der Allianz 2021-2025”の内容を更新したものとあります。戦略では、特に重点を置く四領域として、変化の激しい学術出版の分野における動向を評価し適切な働きかけを行うこと、(特にDEALコンソーシアムにおける)更なる交渉に向けた準備を進めること等が挙げられています。

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文化庁、「AIを含めたデジタル技術の進展に対応した著作権等に係る諸問題に関する諸外国調査」報告書を公表

文化庁のウェブサイトに、2025年3月付けで「AIを含めたデジタル技術の進展に対応した著作権等に係る諸問題に関する諸外国調査」報告書と調査結果概要が掲載されています。

同調査は、AIを含めたデジタル技術の進展に対応した著作権等に係る諸問題について、多角的な観点から調査研究を実施することにより、我が国の著作権政策の立案に資することを目的としたもので、株式会社シード・プランニングへの委託により実施されました。

調査・研究(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/chosakuken/

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ドイツ国立図書館、「戦略的コンパス(羅針盤)2035」に基づく行動規範を公表

2025年7月30日、ドイツ国立図書館(DNB)が、「戦略的コンパス(羅針盤)2035」(Strategischer Kompass 2035)に基づく行動規範を公表しました。

「日々の行動と計画のための共通の価値観」(Gemeinsame Werte für unser tägliches Handeln und Planen)というタイトルが付されており、DNBの日々の行動を信頼性、寛容性、倫理、法令順守と適合させるために策定したとあります。

DNB AKTUELL
https://www.dnb.de/DE/Home/home_node.html
※2025年7月30日付けで、“Deutsche Nationalbibliothek veröffentlicht Code of Conduct”とあります。

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ドイツ・リューベック音楽大学、ブラームスに関する資料を閲覧できるウェブサイト“Brahms-Portal”を公開

2025年8月1日、ドイツ・リューベック音楽大学が、作曲家のヨハネス・ブラームス(1833-1897)に関する資料を閲覧できるウェブサイト“Brahms-Portal”を公開しました。

公開時点で、同大学のブラームス研究所(Brahms-Institut)が所蔵する自筆の楽譜、書簡、写真等のデジタル化資料、約1万点以上が公開されているとあります。

The Brahms-Portal New Online Platform on Life and Work(Brahms-Institut an der Musikhochschule Lübeck)
https://www.brahms-institut.de/index.php?cID=1549

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【イベント】研究大学コンソーシアム、学術情報流通に関する連続セミナー第10回「人文学のためのオープンサイエンス:ドイツでの体験から」(8/29・東京都、オンライン)

2025年8月29日、研究大学コンソーシアム(RUC)学術情報流通の在り方に関する連絡会が、学術情報流通に関する連続セミナーの第10回として、「人文学のためのオープンサイエンス:ドイツでの体験から」を対面とオンラインのハイブリッド形式で開催します。対面の会場は、ビジョンセンター東京八重洲(東京都中央区)です。

講師は宮川創氏(筑波大学人文社会系准教授)です。セミナーでは、エジプトのコプト語とデジタルヒューマニティーズを専門とする講師から、研究でのオープンサイエンスの実践とその効果等について伺うとあります。

参加には事前申込みが必要です。

学術情報流通に関する連続セミナー 第10回(2025年8月29日)(RUC, 2025/7/24)
https://www.ruconsortium.jp/tf/cat2/cat/gakujyutsu_seminar_10.html

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ドイツ書籍商取引所組合、同国における2024年の書籍市場の動向を発表

2025年7月10日、ドイツ書籍商取引所組合(Börsenverein des Deutschen Buchhandels)が、同国における2024年の書籍市場の動向について発表しました。

発表では、同国の2024年の出版売上は前年比1.8%増の98億8,000万ユーロで、特に若い購買層とオーディオブックが成長を牽引したこと等が紹介されています。

The German book market remains resilient in challenging times.(Börsenverein des Deutschen Buchhandels, 2025/7/10)
https://www.boersenverein.de/presse/pressemitteilungen/detailseite/the-german-book-market-remains-resilient-in-challenging-times/

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