米国図書館協会(ALA)、米国連邦通信委員会(FCC)による図書館や学校へのホットスポット貸出プログラム等の終了について声明を発表
2025年9月30日、米国図書館協会(ALA)が、米国連邦通信委員会(FCC)による図書館や学校へのホットスポット貸出プログラム等の打切りについて声明を発表しました。
FCCは、学校・図書館のブロードバンド環境構築のための補助金制度であるE-Rateを通して、学校や図書館の外で学生や図書館利用者が利用できるWi-Fiホットスポット貸出プログラムやスクールバスWi-Fiへの支援を行ってきましたが、同日付けでE-Rateによる支援の終了を発表しました。
これを受け、ALAでは、学校や図書館向けのホットスポット貸出プログラム等は、自宅で安定したインターネット接続が利用できない多くの学生や図書館利用者に重要な接続環境を提供してきたとし、今回のFCCの決定に失望しているとするほか、その決定に至る手続において、図書館関係者等が意見を述べる機会が与えられなかったことなどについて落胆したとしています。