ノーマルビュー
日本図書館協会(JLA)、「公立図書館児童サービス実態調査2025」を実施
2025年7月14日、日本図書館協会(JLA)が、「公立図書館児童サービス実態調査2025」に関するお知らせをウェブサイトに掲載しました。
JLAでは、1999年、2003年、2015年に公立図書館児童サービス実態調査を実施しました。今回、前回の2015年調査から10年が経つ2025年を調査年とする全国調査を実施し、児童サービスの変化を明らかにするとしています。
悉皆調査であり、都道府県立図書館と市区町村立図書館に分けて実施されています。回答期限は、都道府県立図書館、市区町村立図書館とも、2025年9月20日です。
「公立図書館児童サービス実態調査2025」を実施しています(JLA, 2025/7/14)
https://www.jla.or.jp/2025/07/14/info20250714/
英国国立公文書館(TNA)、視覚障害のある学生向けに3Dモデルを用いた新たなワークショップを開催
2025年7月10日、英国国立公文書館(TNA)が、視覚障害のある学生向けに3Dモデルを用いた新たなワークショップを開催すると発表しました。
ワークショップでは、中世の地図やチューダー朝の廷臣の賃金明細など、TNAが所蔵する歴史的文書を3次元で表現したものが用いられます。3Dモデルは触れることを前提に設計されており、地図上の教会や家屋などの特徴や、戦闘に向けて並ぶ軍隊の配置、王や女王など歴史上の重要人物の署名などが、凹凸で再現されています。
このワークショップは、TNAの教育・アウトリーチチームが考案したもので、視覚障害のある若者のための学校の意見も取り入れたとあります。
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英国国立・大学図書館協会(SCONUL)、2025年全国学生調査の図書館に関する調査結果を紹介
2025年7月9日付けで、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)が、2025年の全国学生調査(National Student Survey: NSS)の調査結果について、図書館に関する部分をウェブサイト上で紹介しています。
NSSは、英国の学部最終学年の大学生を対象に、コースの質などに関する意見を把握するため、イングランドの高等教育の規制・監督機関である学生局(Office for Students: OfS)が実施している年次調査です。
「図書館のリソース(例:書籍、オンラインサービス、学習スペース)は、あなたの学習をどの程度サポートしましたか?」という問いに対して、ポジティブな回答をした人の割合は、英国全体の平均で90.1%であり、NSSの調査対象となる学生満足度のあらゆる側面の中で、2番目に高い評価となったなどと述べられています。
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- 東京大学附属図書館、デジタル図書館コンペティション「東大図書館をデザインせよ!Next Library Challenge 2030」を実施中
東京大学附属図書館、デジタル図書館コンペティション「東大図書館をデザインせよ!Next Library Challenge 2030」を実施中
東京大学附属図書館が、デジタル図書館コンペティション「東大図書館をデザインせよ!Next Library Challenge 2030」を実施しています。
未来の大学図書館の在り方について検討する中で、利用者、特に学生からの意見やアイデアが必要との考えから企画されたコンペティションです。「2030年の大学図書館に求められるサービス、機能に関するもの」というテーマで、同大学の学部生又は大学院生から、次の二つのカテゴリでアイデアを募集しています。
(1)考えてみた部門
審査対象は、2030年の大学図書館に求められるサービスや、あってほしい設備・環境、機能等のアイデアで、現時点では不可能でも2030年には実現可能と思われるものであれば可。
(2)作ってみた部門
審査対象は、2030年の大学図書館に求められるサービス等を実現するために必要なシステムやプログラム等で、応募時点では「試作」でも可であるが、動作するもの。
応募期日は2025年10月6日で、審査結果の発表は2025年12月中の予定とあります。