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昨日 — 2025年7月14日

英国国立公文書館(TNA)、視覚障害のある学生向けに3Dモデルを用いた新たなワークショップを開催

2025年7月10日、英国国立公文書館(TNA)が、視覚障害のある学生向けに3Dモデルを用いた新たなワークショップを開催すると発表しました。

ワークショップでは、中世の地図やチューダー朝の廷臣の賃金明細など、TNAが所蔵する歴史的文書を3次元で表現したものが用いられます。3Dモデルは触れることを前提に設計されており、地図上の教会や家屋などの特徴や、戦闘に向けて並ぶ軍隊の配置、王や女王など歴史上の重要人物の署名などが、凹凸で再現されています。

このワークショップは、TNAの教育・アウトリーチチームが考案したもので、視覚障害のある若者のための学校の意見も取り入れたとあります。

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一昨日以前

国立公文書館、令和7年夏の特別展「終戦―戦争の終わりと戦後の始まり―」を開催

2025年7月19日から9月15日まで、独立行政法人国立公文書館(東京都千代田区)において令和7年夏の特別展「終戦―戦争の終わりと戦後の始まり―」が開催されます。

2025年で終戦から80年を迎えるに当たり、日本が大きな変化を迎えた年である1945(昭和20)年の出来事について、同館の所蔵資料を中心に紹介されます。

令和7年夏の特別展 「終戦―戦争の終わりと戦後の始まり―」(国立公文書館)
https://www.archives.go.jp/exhibition/index.html#ex_0707

参考:
埼玉県立文書館、企画展「書類のなかの戦争―戦時下の埼玉に生きた人びと―」を開催中 [2025年06月12日]
https://current.ndl.go.jp/car/254012

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モナコ公国、国立公文書館を設立

2025年6月16日、モナコ公国政府は、同国の公文書を専門に扱う国家機関として国立公文書館の設立を発表しました。

同館は、収集、保存、整理等を任務とし、モナコ公国の歴史的公文書の一部を所蔵しているとしています。

同日、開館式が行われ、公式ウェブサイトが公開されたとあります。ウェブサイトでは、歴史的なパスポート申請記録などのデジタルアーカイブも公開されています。

Inauguration des Archives nationales(Archives nationales de la Principauté de Monaco, 2025/6/16)
https://archives-nationales.gouv.mc/page/inauguration-des-archives-nationales

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国際公文書館会議(ICA)、アフリカのアーカイブズ機関を検索できるデジタルマップを公開

2025年6月23日、国際公文書館会議(ICA)がアフリカのアーカイブズ機関を検索できるデジタルマップ“Open Map for Archives Network in Africa (CORAA)”の公開を発表しました。

アフリカ大陸のアーキビスト、研究者、機関に向けて、教育、保存活動、地域横断的なネットワーク形成を支援するためのもので、ICAのアフリカプログラム(Africa Programme)の一環として開発されたとあります。

Transforming Archives in Africa: Launch of the CORAA Digital Map(ICA, 2025/6/23)
https://www.ica.org/transforming-archives-in-africa-launch-of-the-coraa-digital-map/

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