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researchmap、「論文等研究業績の即時オープンアクセス(OA)」に対応するための改修を2026年度リリース予定

2025年10月10日、科学技術振興機構(JST)が提供する研究者情報のデータベース「researchmap」について、「論文等研究業績の即時オープンアクセス(OA)」に対応するための改修が2026年度リリース予定で進められていることが発表されました。

改修の概要として、「即時OA関係項目の追加」「根拠データ、研究データへの対応」「DOIの利用拡大」等が挙げられています。

2026年度リリース予定「論文等研究業績の即時オープンアクセス対応の改修」について(researchmap, 2025/10/10)
https://researchmap.jp/blogs/blog_entries/view/515443/97f1a38b420fbe3860e2c438796002c2

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オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、学術文献におけるセマンティック多言語検索の概念モデル案開発プロジェクトに着手

2025年9月8日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が、学術文献におけるセマンティック多言語検索の可能性を調査し、その技術をリポジトリと全文データベースに適用できる概念モデル案の開発プロジェクトに着手したことを発表しました。

セマンティック多言語検索は、複数言語の文を共通する「意味空間」内のベクトルとして表す学習モデルである多言語埋め込み(multilingual embeddings)という技術により、様々な言語で書かれた学術文献を、言語や言葉遣いに関係なく発見可能とするものです。この記事では、開発プロジェクトの初期の調査結果、次の段階の作業概要が紹介されています。

初期の調査結果は次のとおり、有望なものであったとしています。

・言語間の検索は自然であった。
・取り上げられることの少ない言語の可視性が向上した。
・既存システムとの互換性が確認された。

同モデルを支える技術の詳細をまとめた完全な報告書を準備中で、コミュニティに公開する予定としています。

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人文学オープンデータ共同利用センター、江戸時代に関する空間的データセットを公開

2025年9月19日、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)が、江戸時代に関する空間的データセットを公開したことを発表ました。

今回、「藩IDデータセット」、「幕末期近世村データセット」、「江戸近世村統合データセット」、「国・地域IDデータセット」を公開し、同センターのアプリケーション「武鑑全集」及び「江戸マップ」に導入したとあります。

ニュース(CODH)
https://codh.rois.ac.jp/news/#20250919

武鑑全集(CODH)
https://codh.rois.ac.jp/bukan/

江戸マップ:江戸切絵図を活用した地名と地理のデータベース(CODH)
https://codh.rois.ac.jp/edo-maps/

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