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カナダ研究図書館協会(CARL)、実践共同体(Community of Practice)のインパクトに関する調査報告書を公開

2025年7月31日、カナダ研究図書館協会(CARL)が、実践共同体(Community of Practice:CoP)のインパクトに関する調査報告書を公開しました。

CoPは、共通の関心を持ち、知識を共有し合う学びのグループのこととされており、CARL会員によるCoPは、研究図書館の専門家がつながり、共通の課題に共同で取り組むための重要な場となっているとあります。その効果や影響を明らかにするため、今回、CARLが支援するCoPに関して、初となる調査が実施されました。

2025年4月10日から5月5まで、参加の度合いや、CARL会員館への所属の有無に関わらず、CARLが支援するCoPに関わる人を対象にアンケート調査が実施され、110人から回答が得られました。調査の結果から、専門家ネットワークの強化、図書館サービス、実践におけるイノベーションの促進において、CoPは重要で前向きな効果をもたらしていることが明らかになったと述べられています。

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Choice、大学図書館のためのAIツールに関する新たなブログシリーズを開始

2025年8月13日、米国大学・研究図書館協会(ACRL)の出版ユニットであるChoiceが、カナダ・オンタリオ州の大学図書館コンソーシアムであるOntario Council of University Libraries(OCUL)との協力により、大学図書館のためのAIツールに関する新たなブログシリーズ“AI Tools for Academic Libraries”を開始すると発表しました。

OCULの人工知能・機械学習プログラムのマネジャーを務めるKari D. Weaver氏が主導するもので、OCULのブログシリーズが、図書館に関するテクノロジーの実践的な情報を提供するChoiceのウェブサイト“LibTech Insights”に掲載されるとあります。

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アイルランド図書館協会の医学図書館に関するグループHealth Sciences Libraries Group、ダイヤモンドオープンアクセス誌“Health Sciences Libraries Journal”を創刊

2025年7月1日、アイルランド図書館協会の医学図書館に関するグループであるHealth Sciences Libraries Group(HSLG)が、ダイヤモンドオープンアクセス(OA)誌“Health Sciences Libraries Journal”を創刊したと発表しました。

同誌は、医学図書館員に向けて知識や経験を共有、発信する場を提供することを目指しており、査読付き研究論文、実践報告、書評、コラム等のコンテンツを掲載する予定であるとしています。

HSLG launch our new Health Sciences Libraries Journal(HSLG, 2025/7/1)
https://hslg.ie/2025/07/01/hslg-launch-our-new-health-sciences-libraries-journal/

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米国国立医学図書館(NLM)、「NLMデータセットカタログ」をリニューアル

米国国立医学図書館(NLM)が発行するニュースレター「NLM Technical Bulletin」の2025年7-8月号で、様々なリポジトリの生物医学データセットを集約して提供している「NLMデータセットカタログ」のリニューアルが報じられています。

今回のリニューアルでは、主に次のような更新を行ったとしています。

・データセット数を8万件から200万件に拡大
・データセットをカタログに取り込むまでの時間を2週間から1日に短縮
・全データセットへのMeSH(Medical Subject Headings)用語の付与
・インターフェース、検索、ログイン、引用等の機能の改善

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英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、加盟館におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の進捗状況に関する調査結果を公開

2025年7月10日付けで、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が、加盟館におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の進捗状況に関する調査結果をリポジトリZenodo上で公開しました。

RLUKの発表によると、同調査は2023年夏から秋にかけて実施され、加盟館の約半数が参加しました。結果の分析に当たっては生成AIサービスChatGPTが活用されたとあります。

Revisiting the RLUK Digital Shift Maturity Survey: Reflections on the Use of ChatGPT 4o(RLUK)
https://www.rluk.ac.uk/revisiting-the-rluk-digital-shift-maturity-survey-reflections-on-the-use-of-chatgpt-4o/

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欧州研究図書館協会(LIBER)、研究図書館員のためのデジタル・スカラシップとデータサイエンスに関するガイドを公開

欧州研究図書館協会(LIBER)が発行するニュースレター(2025年7月号)で、研究図書館員のためのデジタル・スカラシップとデータサイエンスに関するガイド“Digital Scholarship & Data Science Topic Guides for Library Professionals”の公開について報じられています。

同ガイドはLIBERのワーキンググループDigital Scholarship & Digital Cultural Heritage(DSDCH)とData Science in Libraries(DSLib)の協働で作成されたもので、「自動文字認識」「データ可視化」「IIIF」等のトピックごとに教材や参考文献等がまとめられています。

LIBER INSIDER – July 2025
https://mailchi.mp/libereurope/liber-insider-july-2025?e=d4b2ce0b76
※ニュースレター(2025年7月号)です。

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Library Publishing Coalition(LPC)、図書館出版に関する主要な研究課題を示した“Library Publishing Research Agenda”の第2版を公開

2025年7月17日、図書館による出版活動を進める大学図書館等によるイニシアティブLibrary Publishing Coalition(LPC)が、図書館出版に関する主要な研究課題を示した“Library Publishing Research Agenda”の第2版をウェブサイト上で公開しました。

図書館出版に関する実践を強化するために更なる研究が求められる領域を示したもので、2020年に初版が公開されました。「評価」「アクセシビリティ」「査読」等の六つのトピックに沿って、研究課題や調査を進めるためのリソース等がまとめられています。

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米国の学術系の図書館協会や出版協会、連邦政府による資金の大幅な削減等に関する声明を発表

2025年7月9日、米・学術出版協会(Society for Scholarly Publishing:SSP)が運営するブログ“The Scholarly Kitchen”において、米国の学術系の図書館協会や出版協会による、連邦政府の資金の大幅な削減等に関する声明が発表されました。

声明には、北米の研究図書館協会(ARL)、国際STM出版社協会(International Association of Scientific, Technical and Medical Publishers:STM)の代表等が参加しています。連邦政府の資金の大幅な削減などにより、米国の研究活動が試練に直面しているとし、基礎科学や人文科学への公的投資、信頼できる情報へのアクセス及び図書館等に対する強力なサポート、言論や学問の自由と差別の禁止等への支持が表明されています。

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英国国立・大学図書館協会(SCONUL)、大学図書館等におけるシェアードサービスに関する報告書を公表

2025年7月10日、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)が、大学図書館等におけるシェアードサービスに関する報告書“Shared services in academic and research libraries”を公表しました。

2025年5月末に開催されたSCONULの主要な図書館長が参加した会議の成果をまとめた報告書です。図書館におけるシェアードサービスの利点に関する一般的な評価、シェアードサービスの今後の更なる展開が見込める分野(利点、障壁、推奨される次のステップを含む)、既存のシェアードサービスの事例などが紹介されています。

Shared services in academic and research libraries(SCONUL, 2025/7/10)
https://www.sconul.ac.uk/News/View?g=8dbedd9b-9173-4f4c-8ee4-ce228f3f2db0

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