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【イベント】第27回図書館総合展 国立国会図書館主催フォーラム「NDLラボの公開ツールを使ってみよう!―NDL古典籍OCR-Liteや古典籍・近代自筆資料への全文検索が広げる資料探索の可能性―」(10/23・神奈川県)

2025年10月23日、国立国会図書館(NDL)は、パシフィコ横浜(横浜市)で行われる第27回図書館総合展において、フォーラム「NDLラボの公開ツールを使ってみよう!―NDL古典籍OCR-Liteや古典籍・近代自筆資料への全文検索が広げる資料探索の可能性―」を開催します。

本フォーラムでは、デジタル人文学のフィールドにおけるNDL古典籍OCR-Lite(動作環境を選ばない軽量版OCR)の活用事例を共有し、近代自筆資料等におけるNDLラボの公開する成果の活用可能性を検討することで、NDLの次世代サービスの次の一歩を考えていきます。主な内容は次のとおりです。

・報告「TEIガイドラインを通じたOCRテキストの利便性向上」
 永崎研宣氏(慶應義塾大学文学部教授、一般財団法人人文情報学研究所主席研究員)
・報告「NDL古典籍OCR-Liteを活用した近代自筆資料の構造化と可視化―森鴎外『抽斎年譜』を事例に―」
 村田祐菜(国立国会図書館電子情報部システム基盤課)
・報告「創作現場で、何が起こっていたのか?―自筆資料のデジタル探索―」
 多田蔵人氏(国文学研究資料館研究部准教授)
・パネルディスカッション「研究活動の今後の展望とOCR等次世代サービスへの期待」

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【イベント】研究大学コンソーシアム、学術情報流通に関する連続セミナー第10回「人文学のためのオープンサイエンス:ドイツでの体験から」(8/29・東京都、オンライン)

2025年8月29日、研究大学コンソーシアム(RUC)学術情報流通の在り方に関する連絡会が、学術情報流通に関する連続セミナーの第10回として、「人文学のためのオープンサイエンス:ドイツでの体験から」を対面とオンラインのハイブリッド形式で開催します。対面の会場は、ビジョンセンター東京八重洲(東京都中央区)です。

講師は宮川創氏(筑波大学人文社会系准教授)です。セミナーでは、エジプトのコプト語とデジタルヒューマニティーズを専門とする講師から、研究でのオープンサイエンスの実践とその効果等について伺うとあります。

参加には事前申込みが必要です。

学術情報流通に関する連続セミナー 第10回(2025年8月29日)(RUC, 2025/7/24)
https://www.ruconsortium.jp/tf/cat2/cat/gakujyutsu_seminar_10.html

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市民参加型翻刻プラットフォーム「みんなで翻刻」が6年ぶりにリニューアル公開:第二回古文書解読コンテストも開催中

2025年8月、市民参加型翻刻プラットフォーム「みんなで翻刻」が、6年ぶりにリニューアル公開されました。

今回のリニューアルにより、ユーザー自身が翻刻プロジェクトを立ち上げることが可能となったほか、参加者や運営者がコミュニケーションを取るためのユーザーフォーラム機能や、新たに搭載したAIによるくずし字認識の大幅な精度向上など、様々な改良がなされたとあります。

また、2025年8月2日から11月30日まで、リニューアル後の「みんなで翻刻」を用いて、長野県伊那市立高遠町図書館が所蔵する古文書資料を対象として翻刻を行う「第二回:古文書解読コンテスト」も開催されています。

みんなで翻刻
https://honkoku.org/

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HathiTrust、デジタル化資料のメタデータ等から成るデータセット“Extracted Features”のバージョン2.5を公開

2025年7月24日、米国の大学図書館等による共同リポジトリ事業であるHathiTrustが、デジタル化資料のメタデータ等から成るデータセット“Extracted Features”のバージョン2.5を公開しました。

同データセットは、HathiTrust Digital Library上のデジタル化資料約1,870万件分のメタデータや、資料の各ページに含まれる語数、行数、品詞等に関する定量的な情報を提供するものです。バージョン2.5では、2020年に公開されたバージョン2.0以来の大規模な更新が行われたとあります。

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