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英・図書館情報専門家協会(CILIP)、Googleと提携し、情報リテラシー向上のためのSuper Searchersプログラムの提供を開始

2025年7月10日、英・図書館情報専門家協会(CILIP)が、Googleと提携し、情報リテラシー向上のためのSuper Searchersプログラムの提供を開始すると発表しました。

Super Searchersは、AIが作成したコンテンツが増える中、オンライン情報を効果的かつ批判的に評価できるようにすることなどを目的としてGoogleが開発した、情報リテラシー向上のためのトレーニングプログラムです。

発表によると、CILIPは2025年夏に試験的に提供を開始するとされています。

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欧州研究図書館協会(LIBER)、AIに関するタスクフォースを立ち上げ

2025年7月9日、欧州研究図書館協会(LIBER)がAIに関するタスクフォースの立ち上げを発表しました。

同タスクフォースは、研究図書館の分野におけるAIの動向を調査し、AIが関係する事項に対する戦略的アプローチを強化するとともに、図書館員がAIリテラシーに関して主導的役割を担うための指針を提供することを目指すものとあります。

LIBER Launches a Taskforce on Artificial Intelligence(LIBER, 2025/7/9)
https://libereurope.eu/article/liber-launches-a-taskforce-on-artificial-intelligence/

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国際図書館連盟(IFLA)の社会科学図書館分科会、ウェビナー「Shaping the Future: The Impact of AI in Social Sciences Librarianship」の録画とスライドを公開

2025年6月10日、国際図書館連盟(IFLA)の社会科学図書館分科会は、6月3日に開催されたウェビナー「Shaping the Future: The Impact of AI in Social Sciences Librarianship」の録画とスライドを公開しました。

同ウェビナーは、進化する図書館員と利用者のニーズに応えるために人工知能(AI)を活用しようとする社会科学分野の図書館員にとって重要な課題、革新的な実践、倫理的配慮について議論について議論するとして実施されたものです。

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Choice、研究図書館員に向けた生成AIリテラシーに関する教材を配信

2025年6月24日、米国大学・研究図書館協会(ACRL)の出版ユニットであるChoiceが、生成AIリテラシーに関するコース“Generative AI Literacy Essentials for Academic Librarians”の配信について発表しました。

このコースは、Clarivate社の支援の下、Choiceの編集者により開発されました。7月中旬から8週間にわたりニュースレター形式で配信されます。教材には、AIリテラシーのコア概念についての解説、事例や第一人者へのインタビュー、学習のためのリソースリストが含まれ、受講者は自分のペースに合わせて学習を進めることができます。また、コースの最後には修了証明書が授与されるとあります。

受講は無料ですが、事前登録が必要です。

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国立青少年教育振興機構、「高校生の科学への意識と学習に関する調査-日本・米国・中国・韓国の比較-」の結果を公表

2025年7月3日、独立行政法人国立青少年教育振興機構青少年教育研究センターが、「高校生の科学への意識と学習に関する調査-日本・米国・中国・韓国の比較-」の結果を公表しました。

調査は、高校生の科学に対する意識や学習状況を多角的に把握するため、2024年9月から2025年1月にかけて、日本、米国、中国、韓国の高校生を対象として実施されました。

高校生の科学への意識と学習に関する調査-日本・米国・中国・韓国の比較-〈令和7年7月発行〉(国立青少年教育振興機構)
https://www.niye.go.jp/pressrelease_kenkyu_0703.html
https://www.niye.go.jp/wp-content/uploads/2025/07/kagaku_gaiyou.pdf
※二つ目のURLは報道発表資料[PDF:764KB]です。

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青山学院大学図書館、AIを活用した図書探索サービスを導入

2025年7月1日、青山学院大学が、同大学図書館でAIを活用した図書探索サービスを導入し、運用を開始したと発表しました。

導入したサービスは、富士通Japan株式会社が提供するクラウド型「Fujitsu AI探索サービス」です。同大学の研究プロジェクトと同社が2023年に共同開発した技術が基になっているとされ、大学図書館における同サービスの導入事例としては全国初であると紹介されています。

探したい図書の明確なキーワードが分からなくても、日常的な言葉や文章を入力することで、AIが利用者の意図を捉え、関連性の高い図書を効率的に見つけ出すことが可能となり、学生の主体的な学びを支援するとともに、図書館の利便性向上や利用促進に貢献するとあります。

学生の主体的な学びに向けて、AIを活用した富士通Japanの図書探索サービスを運用開始(青山学院大学, 2025/7/1)
https://www.aoyama.ac.jp/post05/2025/news_20250701_01

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【イベント】大正大学附属図書館、「文字・活字文化振興法制定・施行20周年記念フォーラム」(7/26・東京都)

2025年7月26日、大正大学附属図書館(東京都豊島区)において、「文字・活字文化振興法制定・施行20周年記念フォーラム」が開催されます。同館が主催し、学校図書館整備推進会議、公益財団法人文字・活字文化推進機構との共催です。

文字・活字文化振興法の制定・施行から2025年で20年を迎えます。フォーラムでは、図書館を始めとする文字・活字文化に関わる関係者に向けて、文字・活字文化、読書の楽しみ、読書活動の工夫、人工知能(AI)やデジタルの影響などについて意見交流することを通して、文字・活字文化の創造について考える機会としたいとあります。

主なプログラムは次のとおりです。

●基調講演
・講師:片山善博氏(大正大学地域構想研究所長/大正大学地域創生学部公共政策学科特任教授/活字の学びを考える懇談会委員/元総務大臣/元鳥取県知事)

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