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名古屋市図書館と地域の書店との協働プロジェクト「本のあるとこネットワークなごや」、「鶴舞線で行こう!本のあるとこキャンペーン」を実施

2025年10月26日から11月24日まで、名古屋市図書館と地域の書店との協働プロジェクト「本のあるとこネットワークなごや」が、「鶴舞線で行こう!本のあるとこキャンペーン」を実施します。

「本のあるとこネットワークなごや」は、名古屋市図書館と地域の書店が一緒に読書活動の推進に取り組む協働プロジェクトです。今回のキャンペーンでは、名古屋市営地下鉄鶴舞線で行くことのできる書店及び図書館において、本を購入したり借りたりすると、各所ごとのオリジナルしおりが配付されます。

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【イベント】本の学校出版シンポジウム2025 in 東京 [地域×世界]で拡張する<本>の現在地(10/26・東京都、オンライン)

2025年10月26日、NPO法人本の学校の主催により、「本の学校出版シンポジウム2025 in 東京 [地域×世界]で拡張する<本>の現在地」が専修大学神田キャンパス(東京都千代田区)における現地参加とオンラインにより開催されます。

「本の学校」は、1995年に設立されて以降、出版業界に携わる人に向けた研修や講座等を開催し、2012年にNPO法人となりました。設立から30年が経ち、シンポジウムでは、地域と世界で<グローカル>に拡張する本の現在地を考えるとしています。

主なプログラムは次のとおりです。

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イタリア図書館協会、プロジェクト「i Rifugi」(避難所)の後援・支持を表明:ジェンダーに基づく暴力に関する取組

2025年10月15日、イタリア図書館協会(AIB)が、プロジェクト「i Rifugi」(避難所)の後援・支持をウェブサイト上で表明しました。

i Rifugiは、ジェンダーに基づく暴力の問題に積極的に取り組むために結成された、書店と図書館のネットワークです。地域に広く暴力防止の拠点を設け、このテーマに関心を持つ地域の団体の非公式ネットワークを構築・強化することが目的とされます。ジェンダーに基づく暴力の防止を目指す出版社であるSettenoveの創立10周年を記念して、同社の発案により2023年に立ち上げられました。

プロジェクトの主な内容として、以下などが紹介されています。

・ 書店・図書館員向けのオンライン研修の開催
・ 書店・図書館の最寄りの避難所への本の寄贈
・ 地域の暴力防止センターとの連携により、書店・図書館が地域の暴力防止ネットワークに参加できるよう支援
・ ジェンダーの問題に関する隔月のニュースレターを発行
・ i Rifugi参加施設として認識されるためのキットを書店・図書館に提供

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早稲田大学、早稲田古書店のVRツアーを公開

2025年10月10日、早稲田大学(東京都新宿区)が、早稲田古書店のVRツアーの公開を発表しました。

早稲田古書店街連合会との協力により、早稲田古書店14店舗内が撮影されVRツアー化されたものです。早稲田大学の学生が、読書や本の価値を改めて見つめ直そうという思いから企画したとあります。

早稲田周辺の古書店は「早稲田文化」の一部であるとし、古書店を知らない学生にとって新しい発見のきっかけに、卒業生には久々に早稲田の街を訪れるきっかけになることを期待するとしています。

早稲田古書店を360度VR化(早稲田大学, 2025/10/10)
https://www.waseda.jp/top/news/114007

WASEDA BOOKSTORES VR WORLD ―早稲田古書店の風景―(早稲田文化ラボ)
https://www.waseda.jp/culture/news/2025/09/24/33444/

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イタリア・文化省、「文化カード」による低所得世帯向けの書籍購入支援策を発表

2025年9月26日、イタリア・文化省が、「文化カード」(Carta della Cultura)による低所得世帯向けの書籍購入支援策を発表しました。

教育及び文化面での貧困の是正を目的とした措置であるとの説明がなされています。

「文化カード」は、2020年から2024年までの各年につき100ユーロ(最高500ユーロ)相当の価値があるデジタル形式のカードで、一定の要件を満たす低所得世帯が支給対象とされます。支給額は、提携書店及び販売店において、紙版又は電子版(ISBNコード付き)の書籍を購入する際に利用できます。

Dal 1 ottobre al via la “Carta della Cultura” per l’acquisto di libri(Ministero della Cultura, 2025/9/26)
https://cultura.gov.it/comunicato/28033

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【イベント】第68回読みなかまのつどい 富山県大会(10/23・富山県)

2025年10月23日、「第68回読みなかまのつどい 富山県大会」が富山県立図書館(富山市)で開催されます。

読書週間にちなみ、読書の喜びを分かち合い、研修をする集いです。当日は、坂森幹浩氏(富山市民芸館館長)による講演「越中富山の本屋を探る―紅屋伝兵衛を中心に―」、また分科会として、合同読書会、堀地はるみ氏(かすてら文庫主宰・絵本専門士)による講演「絵本からはじまる―あたたかなつながりを広げて―」が予定されています。

参加には事前の申込みが必要です。

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第1回「10代がえらぶ海外文学大賞」の第二次投票の受付が開始:2025年10月に結果発表

2025年9月1日、一般社団法人青少年読書推進機構が主催する第1回「10代がえらぶ海外文学大賞」の第二次投票の受付が開始されました。

同賞の対象作品は、2024年に日本で刊行された、10代が主人公の海外(翻訳)文学です。第二次投票では7作品がノミネートしており、10代であれば誰でも参加可能とあります。

投票期間は9月1日から9月26日までで、結果発表は2025年10月中を予定しています。

10代がえらぶ海外文学大賞
https://www.10daikaigaibungaku.com/

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埼玉県立熊谷図書館、令和7年度第2回資料展「江戸の出版文化」を開催中:文化講座「江戸時代の本と本屋さん」も

2025年8月5日から9月23日まで、埼玉県立熊谷図書館(熊谷市)において令和7年度第2回資料展「江戸の出版文化」が開催されています。

「江戸の出版文化」をテーマに、江戸時代における本屋の役割及び出版文化に関する資料が展示されています。当時の本屋の幅広い仕事に関する図書、江戸時代に実際に読まれていた和本、埼玉県人による出版物が紹介されています。

9月23日には、松永瑠成氏(筑波大学特任助教)による文化講座「江戸時代の本と本屋さん」も開催されます。

【熊谷】資料展「江戸の出版文化」(埼玉県立図書館)
https://www.lib.pref.saitama.jp/event/exhibit/exhibit/post-354.html

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