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ラトビア国立図書館等、公共空間とサービスのユーザー参加型イノベーションを促すガイド「4Cツールボックス」を公表

欧州国立図書館長会議(CENL)の2025年9月15日付けのニュース記事で、ラトビア国立図書館等が、公共空間とサービスのユーザー参加型イノベーションを促すガイド「4Cツールボックス」を公表したことが紹介されています。

ハンブルク州立・大学図書館(ドイツ)、ラトビア国立図書館、デンマーク王立図書館、オスロメトロポリタン大学(ノルウェー)が参加するEUのバルト海地域のプロジェクトであるBALTIC UKH(Urban Knowledge Hubs)の成果として公表されたものです。

「4C」は、co-creation(共創)、co-design(共同設計)、co-production(共同制作)、co-evaluation(共同評価)というユーザー参加の四つの柱を基盤とするForesee(予見)を表しており、公共サービスを最終的に利用する人々との協働により、将来的なニーズを見越して計画していくことの重要性を強調するものとされます。同ツールボックスには、これらの実施に係る理論的な基盤、事例紹介、印刷可能なテンプレートやワークシートが含まれています。

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米・スタンフォード大学図書館とラトビア外務省、協力関係強化のための覚書を締結

2025年9月4日、米・スタンフォード大学図書館とラトビア外務省が、協力関係強化のための覚書を締結しました。

この覚書は、スタンフォード大学におけるラトビア及び北欧・バルト諸国に関する研究の強化を目指すものです。同大学及びラトビアの学生や研究者等が相互に訪問することや、文化遺産へのアクセス等(デジタル化や長期保存を含む)について同大学とラトビアの文化遺産機関との協力を促進すること等が目的とされています。

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