ノーマルビュー

一昨日以前

国立国会図書館デジタルコレクションに他機関デジタル化資料等約1.6万点を追加

2025年10月、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館デジタルコレクションに他機関デジタル化資料(中国新聞社・北海道大学附属図書館・法務図書館)、図書、古典籍、録音・映像関係資料、地図等約1.6万点を追加しました。

古典籍及び他機関デジタル化資料のうち著作権の問題がない資料などは、インターネット公開で提供します。今回追加した資料については、現時点では全文検索の対象とはなっていません。

このほか、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムから寄贈された1980(昭和55)年以前の放送脚本(テレビ・ラジオ番組の脚本・台本)のうち2,973点を、館内限定公開から図書館向け/個人向けの送信対象資料に切り替えました。

他機関デジタル化資料等約1.6万点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました(NDL, 2025/10/29)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2025/251029_01.html

続きを読む

【イベント】国立国会図書館(NDL)、出版物の除外・確認手続に係る説明会(①デジタル化資料送信サービス ②視覚障害者等への全文テキストデータ提供)を開催(11/25・オンライン)

2025年11月25日、国立国会図書館(NDL)は、出版物の除外・確認手続に係る説明会(①デジタル化資料送信サービス ②視覚障害者等への全文テキストデータ提供)をオンラインで開催します。

NDLでは、デジタル化した資料のうち、絶版等で入手困難な資料を図書館や個人の端末で閲覧できる「デジタル化資料送信サービス」と、デジタル化した資料から作成した全文テキストデータを視覚障害者等へ提供するサービスを行っています。

本説明会では出版者・著作者を対象に、これら二つのサービスの概要と、サービス対象から出版物を除外する際の手続などについて説明します。

参加には、事前申込み(定員300人程度、先着順)が必要です。

続きを読む

【イベント】国立国会図書館第36回保存フォーラム「紙資料の修理・修復の基礎―保存の理念と事例から学ぶ―」(12/4・東京都)

2025年12月4日、国立国会図書館(NDL)は、第36回保存フォーラムを東京本館(東京都千代田区)において開催します。

テーマは「紙資料の修理・修復の基礎―保存の理念と事例から学ぶ―」です。簡易補修の背景にある修理・修復の基本的考え方や手法への理解を深めることを趣旨として開催します。

主なプログラムは次のとおりです。

●基調報告「近現代紙資料の保存と修復」
 金山正子氏(元・元興寺文化財研究所研究員)
●事例報告1「国立公文書館における資料の修復」
 阿久津智広氏(国立公文書館業務課課長補佐(保存担当))
●事例報告2「国立国会図書館における紙資料の修理・修復―和装本保存係の業務を中心に―」
 正保五月(国立国会図書館収集書誌部資料保存課和装本保存係長)
●意見交換
●質疑応答

定員は80人(先着順)です。参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。なお、当日収録した動画(意見交換、質疑応答部分は除く)を、YouTubeの国立国会図書館公式チャンネルにおいて2025年12月11日(予定)から2026年3月31日まで掲載します。

続きを読む

【イベント】国立国会図書館(NDL)、令和7年度レファレンスサービス研修「人文情報の調べ方―応用編―」を開催(2/6・オンライン)

2026年2月6日、国立国会図書館(NDL)は、令和7年度レファレンスサービス研修「人文情報の調べ方―応用編―」をオンラインで開催します。

対象は、レファレンス業務に従事する公共図書館、大学図書館、専門図書館等の職員です。基本的な知識を身につけている人を対象に、講義に加え、任意提出の事前課題の解説と演習を含めた内容の研修で、レファレンス業務経験3年以上の人の受講を想定しています。

参加費は無料で、事前申込み(定員200人)が必要です。

令和7年度レファレンスサービス研修「人文情報の調べ方―応用編―」のご案内(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/reference2025_hum.html

続きを読む

国立国会図書館(NDL)、国立情報学研究所(NII)における大規模言語モデル構築を目的とした、官庁出版物の全文テキストデータ提供について合意

2025年10月1日、国立国会図書館(NDL)は、官庁出版物のデジタル化画像から光学文字認識(OCR)技術により作成した約30万点分の全文テキストデータの提供について、9月5日に国立情報学研究所(NII)と合意したことを発表しました。

今回の合意に基づき提供した官庁出版物の全文テキストデータ(主に1995年までに刊行された図書のほか、雑誌、官報を含め、合計約30万点分)は、NIIにおける大規模言語モデル(LLM)の構築を目的とした、LLMの学習用データとして利用される予定です。

なお、本件はNDLとNIIの間で締結した「国立国会図書館及び学術情報センターの相互協力に関する協定」に基づく協力の一つです。

国立情報学研究所における大規模言語モデル構築への協力について(NDL, 2025/10/1)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2025/251001_01.html

続きを読む

国立国会図書館デジタルコレクションに日本占領関係資料等約1.5万点を追加

2025年9月、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館デジタルコレクションに日本占領関係資料、日系移民関係資料、プランゲ文庫等約1.5万点を追加しました。

古典籍及び日本占領関係資料のうち著作権の問題がない資料などは、インターネット公開で提供します。

雑誌のうち、既に図書館向け・個人向けデジタル化資料送信サービスで提供している巻号があるタイトルについては、今回追加する巻号も同様の公開範囲で提供します。

今回追加した資料については、現時点では全文検索の対象とはなっていません。

日本占領関係資料等約1.5万点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました(NDL, 2025/9/30)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2025/250930_01.html

続きを読む

国立国会図書館(NDL)、リサーチ・ナビの新コンテンツ「歴史的な海外の新聞のデジタルアーカイブ」を公開

2025年9月12日、国立国会図書館(NDL)は、リサーチ・ナビの新コンテンツとして「歴史的な海外の新聞のデジタルアーカイブ」を公開しました。

海外の図書館・公文書館等が提供しているデジタルアーカイブのうち、歴史的な新聞の画像を公開しているものの一部を、地域別に紹介しています。

最近更新した記事(リサーチ・ナビ)
https://ndlsearch.ndl.go.jp/rnavi/news/recent
※2025年9月12日付けで「歴史的な海外の新聞のデジタルアーカイブ」とあります。

歴史的な海外の新聞のデジタルアーカイブ(リサーチ・ナビ)
https://ndlsearch.ndl.go.jp/rnavi/newspapers/foreign_digitalarchives

続きを読む

【イベント】国立国会図書館(NDL)、令和7年度レファレンスサービス研修「科学技術情報の調べ方―基礎編―」を開催(11/5・オンライン)

2025年11月5日、国立国会図書館(NDL)は、令和7年度レファレンスサービス研修「科学技術情報の調べ方―基礎編―」をオンラインで開催します。

対象は、レファレンス業務に従事する公共図書館、大学図書館、専門図書館等の職員です。基礎的な知識及び技術の習得を目指す研修で、科学技術情報のレファレンス業務経験の多くない職員の受講を想定しています。

参加費は無料で、事前申込み(定員200人)が必要です。

令和7年度レファレンスサービス研修「科学技術情報の調べ方―基礎編―」のご案内(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/reference2025_sci.html

参考:
国立国会図書館、YouTubeで公開中の遠隔研修教材として「科学技術情報の調べ方」を新規追加 [2022年09月01日]
https://current.ndl.go.jp/car/46762

続きを読む

【イベント】第27回図書館総合展 国立国会図書館主催フォーラム「NDLラボの公開ツールを使ってみよう!―NDL古典籍OCR-Liteや古典籍・近代自筆資料への全文検索が広げる資料探索の可能性―」(10/23・神奈川県)

2025年10月23日、国立国会図書館(NDL)は、パシフィコ横浜(横浜市)で行われる第27回図書館総合展において、フォーラム「NDLラボの公開ツールを使ってみよう!―NDL古典籍OCR-Liteや古典籍・近代自筆資料への全文検索が広げる資料探索の可能性―」を開催します。

本フォーラムでは、デジタル人文学のフィールドにおけるNDL古典籍OCR-Lite(動作環境を選ばない軽量版OCR)の活用事例を共有し、近代自筆資料等におけるNDLラボの公開する成果の活用可能性を検討することで、NDLの次世代サービスの次の一歩を考えていきます。主な内容は次のとおりです。

・報告「TEIガイドラインを通じたOCRテキストの利便性向上」
 永崎研宣氏(慶應義塾大学文学部教授、一般財団法人人文情報学研究所主席研究員)
・報告「NDL古典籍OCR-Liteを活用した近代自筆資料の構造化と可視化―森鴎外『抽斎年譜』を事例に―」
 村田祐菜(国立国会図書館電子情報部システム基盤課)
・報告「創作現場で、何が起こっていたのか?―自筆資料のデジタル探索―」
 多田蔵人氏(国文学研究資料館研究部准教授)
・パネルディスカッション「研究活動の今後の展望とOCR等次世代サービスへの期待」

続きを読む

❌