ノーマルビュー

一昨日以前

フランス・文化省、地方図書館に求められる能力についてまとめた“Le référentiel national des compétences des bibliothèques territoriales”の2025年版を公表

2025年9月15日、フランス・文化省が、地方図書館(地方公共団体が設置する公立図書館)に求められる能力についてまとめた“Le référentiel national des compétences des bibliothèques territoriales”の2025年版を公表しました。

先の2022年版を、現場からのフィードバック等を踏まえて改訂し、充実を図ったもので、地方図書館に必要な能力の全体像を示すとともに、各地域の状況に応じて柔軟に活用できるツールとなっているとされます。

2025年版には、新たな能力領域、見直し・更新された能力のリスト、活用を支援する多数のツールが含まれているとあります。

続きを読む

国宝修理装潢師連盟、「近現代日本画保存修復ガイドライン」を公表

2025年9月26日、一般社団法人国宝修理装潢師連盟が、「近現代日本画保存修復ガイドライン」を公表しました。

東京藝術大学大学院文化財保存学日本画研究室の受託研究として実施した事業です。

近年修理の機会が増えつつある近現代絵画について、2020年度から2024年度にかけて状態調査や関係者の聞き取りを行い、近現代日本画保存修復ガイドラインとしてまとめたとあります。

イベントとお知らせ(国宝修理装潢師連盟)
https://www.kokuhoshuri.or.jp/news.php#20250926
※2025年9月26日付けで「近現代日本画保存修復ガイドラインの公開」とあります。

近現代日本画保存修復ガイドライン(PDF:2ページ)
https://www.kokuhoshuri.or.jp/pdf/guideline.pdf

続きを読む

出版倫理委員会(COPE)、論文撤回に関する編集者向けガイドラインの第3版を公表

2025年8月付けで、学術出版の倫理問題に取り組む国際的な団体である出版倫理委員会(COPE)が、論文撤回に関する編集者向けガイドラインの第3版を公表しました。

編集者にとって、撤回を検討すべき時期、通知に含めるべき内容、通知のタイミング、撤回を裏付ける証拠が不十分な場合の対応等についてまとめられています。

2019年に公表されたガイドラインの第2版を改訂したもので、同一号において多数の論文が影響を受ける一括撤回の対応等について新たなセクションが設けられているほか、2025年にCOPEが新たに公表した編集者の懸念表明に関するガイドライン“Expressions of concern”の内容に沿うものとしたあります。

Retraction guidelines(COPE, 2025/8/29)
https://doi.org/10.24318/cope.2019.1.4

続きを読む

❌