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シンガポール国立図書館庁(NLB)、バス利用時に電子リソースにアクセスできるサービスを開始

2025年10月17日、シンガポール国立図書館庁(NLB)が、バス利用時に電子リソースにアクセスできるサービスを、一部の路線で開始したことを発表しました。

バスの乗客は、地元のアーティストが作成したNLBオリジナルの電子コミックを、QRコードをスキャンするだけで読むことができるとあります。このほか、NLBモバイルアプリでQRコードをスキャンすると、電子新聞、電子雑誌、電子書籍などのNLBの様々な電子リソースを閲覧・貸出しすることができるとされます。

Read and learn on the go with NLB’s new mobile Nodes on bus services around Singapore(NLB, 2025/10/17)
https://www.nlb.gov.sg/main/about-us/press-room-and-publications/media-releases/2025/Mobile-Node

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シンガポール国立図書館庁(NLB)、設立30周年記念祭典を開催:延滞料免除や宅配サービス無料の取組を発表

2025年9月6日、シンガポール国立図書館庁(NLB)が、設立30周年記念祭典を開催したと発表しました。

30周年記念のメインイベントとされる同祭典では、図書館利用を促進するため、2025年9月6日より前に発生した延滞料について、1回分が免除されると発表されました。延滞料が発生していない利用者については、12月31日までの間に宅配サービス“Borrow-n-Deliver”を1回分無料で利用できるとしています(先着順)。

また、2025年までの図書館サービス構想“Libraries and Archives Blueprint 2025”(LAB25)に基づき実施された主要なプロジェクトを紹介し、得られた成果や今後の方向性等をまとめた“NLB’s LAB Story: Reading, Learning and Discovery”も公開されました。

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【イベント】国際交流基金、トークイベント「アジアからの風~東南アジアの絵本との出会い~」(9/17・東京都)

2025年9月17日、独立行政法人国際交流基金(JF、東京都新宿区)が、日本国際児童図書評議会(JBBY)の協力の下に、トークイベント「アジアからの風~東南アジアの絵本との出会い~」を開催します。

2025年3月から4月にかけてイタリアで開催されたボローニャ国際児童図書展(Bologna Children’s Book Fair)で出会ったマレーシア、シンガポール、タイ、ベトナムの児童書の編集者を招き、担当した絵本や絵本の出版事情を聞くとあります。モデレーターは、絵本評論家の広松由希子氏です。

参加には事前申込みが必要で、定員は40人です。

トークイベント「アジアからの風~東南アジアの絵本との出会い~」(2025.9.17)(Bookmark_JF, 2025/8/20)
https://www.bookmark.jpf.go.jp/news/6925/

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