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国文学研究資料館(国文研)と情報・システム研究機構(ROIS)、「大規模言語モデルの開発に関する覚書」を締結

2025年9月1日、大学共同利用機関法人人間文化研究機構国文学研究資料館(国文研)が、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構(ROIS)と「大規模言語モデルの開発に関する覚書」を締結したと発表しました。

国文研では主に古典籍のテキストデータの提供等により、ROIS国立情報学研究所(NII)大規模言語モデル研究開発センター(LLMC)による大規模言語モデルの研究開発に協力するとしています。

情報・システム研究機構(ROIS)と「大規模言語モデルの開発に関する覚書」を締結しました。(国文研, 2025/9/1)
https://www.nijl.ac.jp/news/2025/09/58.html

TOPICS(国立情報学研究所 大規模言語モデル研究開発センター)
https://llmc.nii.ac.jp/topics/
※2025年9月1日付けで「国文学研究資料館と情報・システム研究機構(ROIS)が「大規模言語モデルの開発に関する覚書」を締結」とあります。

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九州大学附属図書館、絵図・古地図・廣瀬文庫本『筑前名所図会』等を「九大コレクション」で公開

2025年7月28日、九州大学附属図書館は、昨年度までにデジタル化した絵図・古地図約80点をデジタルアーカイブ「九大コレクション」で公開しました。

今回公開した資料には、廣瀬文庫本『筑前名所図会』等の福岡・九州の絵図・古地図を中心に、様々な時代の世界観・蝦夷地観を反映した世界図や蝦夷図も含まれるとしています。

絵図・古地図及び廣瀬文庫本『筑前名所図会』等をデジタル公開しました(九州大学附属図書館, 2025/7/28)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/102387

参考:
九州大学附属図書館、台湾国家図書館との協同プロジェクトによりデジタル化した漢籍240冊の画像を公開 [2025年05月20日]
https://current.ndl.go.jp/car/252852

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市民参加型翻刻プラットフォーム「みんなで翻刻」が6年ぶりにリニューアル公開:第二回古文書解読コンテストも開催中

2025年8月、市民参加型翻刻プラットフォーム「みんなで翻刻」が、6年ぶりにリニューアル公開されました。

今回のリニューアルにより、ユーザー自身が翻刻プロジェクトを立ち上げることが可能となったほか、参加者や運営者がコミュニケーションを取るためのユーザーフォーラム機能や、新たに搭載したAIによるくずし字認識の大幅な精度向上など、様々な改良がなされたとあります。

また、2025年8月2日から11月30日まで、リニューアル後の「みんなで翻刻」を用いて、長野県伊那市立高遠町図書館が所蔵する古文書資料を対象として翻刻を行う「第二回:古文書解読コンテスト」も開催されています。

みんなで翻刻
https://honkoku.org/

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