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ChatGPTは学術論文の撤回やその他の信頼性に関する懸念を考慮しているか(文献紹介)

2025年8月4日、学術コミュニケーションと出版に関する査読誌“Learned Publishing”の38巻4号に、ChatGPTは学術論文の撤回やその他の信頼性に関する懸念を考慮しているかについての論文“Does ChatGPT Ignore Article Retractions and Other Reliability Concerns?”が掲載されています。著者は、英・シェフィールド大学のMike Thelwall氏等です。

ChatGPT-4o miniを用いて、公開された学術論文の撤回やその他の懸念点を認識できるかどうかを試したところ、これらの情報は認識又は考慮されていないことが示されたとし、大規模言語モデルによって作成された文献要約には誤った情報が含まれている可能性があるため、ユーザーは注意する必要があると述べています。

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Elsevier社、自然言語による化合物・反応情報の検索を可能とするReaxys AI Searchの導入を発表

2025年7月31日、Elsevier社は、同社が提供する化合物・反応データベースReaxysに、自然言語による検索を可能とするReaxys AI Searchを導入したと発表しました。

Reaxys AI Searchは、ユーザーの意図を解釈してスペルのバリエーション、略語、同義語などの処理を行い、膨大な量の複雑な化合物・反応情報の中から最も関連性の高い文書を返すため、ユーザーは複雑なキーワード検索を行う必要がなくなるとしています。

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スペイン国立図書館(BNE)、同館の主要なデジタルコレクションを統合するプラットフォームの構築を発表

2025年7月16日、スペイン国立図書館(BNE)が、同館の主要な四つのデジタルコレクションを統合するプラットフォームの構築を発表しました。

新たなインターフェースでは、電子図書館Biblioteca Digital Hispánica、逐次刊行物の電子図書館Hemeroteca Digital、電子出版物コレクション、出版者から納められた印刷前のデジタルファイルで構成されるプレプリントコレクションの四つのコレクションの一元的な検索が可能になるとあります。

新プラットフォームは2025年秋頃に公開される予定です。

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九州工業大学附属図書館、蔵書検索された資料を請求記号が隣接する資料とともに表示できる仮想書架機能を追加

2025年7月17日、九州工業大学附属図書館は、蔵書検索された資料を請求記号が隣接する資料とともに表示できる仮想書架機能を追加したと発表しました。

類似の本が確認できる「仮想書架機能」の追加について(九州工業大学附属図書館, 2025/7/17)
https://www.lib.kyutech.ac.jp/library/ja/node/1887

参考:
E2772 – 読書案内「新書マップ4D」の開発経緯とサービス概要
カレントアウェアネス-E No.497 2025.02.27
https://current.ndl.go.jp/e2772

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学術文献にアクセスするための15のツールのカバレッジ比較(文献紹介)

米国科学アカデミーの機関誌PNAS誌の122巻27号に、学術文献にアクセスするための15のツールのカバレッジを比較した論文“Comparing conventional and alternative mechanisms of discovering and accessing the scientific literature”が掲載されています。著者は、南イリノイ大学のWilliam H. Walters氏です。

ScopusやPubMed等の図書館で利用できる従来のデータベースと、Google Scholar、OpenAlex、ResearchGate、Sci-Hub等の新たな無料の代替ツールについて、書誌事項と全文テキストのカバレッジを比較しています。

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