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国際図書館連盟(IFLA)、アクセシビリティメタデータに関する声明“Accessibility Metadata Statement and Principles”のドラフト版を公開

2025年6月30日、国際図書館連盟(IFLA)の六つの分科会が支援するネットワーク“IFLA Accessibility Metadata Network”が、アクセシビリティメタデータに関する声明“Accessibility Metadata Statement and Principles”のドラフト版を公開しました。

同声明は、リソースのアクセシビリティに関する情報を提供するアクセシビリティメタデータの必要性について認知度を高めるとともに、その利用や設計に関する一連の原則を示すことを目的としたものとあります。

8月31日までフィードバックを募集しています。

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図書館におけるセンサリースペース設置のための実用ガイド(文献紹介)

2025年6月24日付けで、図書館員の実践等に焦点を当てるオープンアクセス誌“The Journal of Creative Library Practice”に、図書館におけるセンサリースペース(sensory space)の設置に関する記事“Making Room for Everyone: A Practical Guide to Creating Sensory Spaces in Libraries”が掲載されました。著者は、米・モンタナ州立大学図書館のJacqueline L. Frank氏とJennifer Pawlak氏です。

センサリースペースとは、様々な感覚的体験を提供するために設計された特別な空間であるとされています。カラフルで活気があり、おもちゃやゲーム等が用意された、感覚を刺激する環境(high-sensory environments)と、静かで視覚的な刺激が少なく、照明や臭いに配慮するなど刺激を減らした環境(low-sensory environments)との二つがあるとされています。いずれも、主に感覚過敏の利用者等のニーズを満たすためのものですが、誰でも利用可能です。

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