ノーマルビュー

昨日 — 2025年7月14日

米国国立衛生研究所(NIH)、NIHの助成を受けた研究成果の出版費用の上限を2026会計年度から設定すると発表

2025年7月8日、米国国立衛生研究所(NIH)が、NIHの助成を受けた研究成果の出版費用の上限を2026年会計年度から設定すると発表しました。

NIHの助成を受ける研究者が研究成果を公開する際に、出版社が請求できる金額に上限を設けるとしています。過剰な論文掲載料(APC)を抑制し、研究成果を広く一般に公開することを目的としているとあります。

NIH to crack down on excessive publisher fees for publicly funded research(NIH, 2025/7/8)
https://www.nih.gov/news-events/news-releases/nih-crack-down-excessive-publisher-fees-publicly-funded-research

続きを読む

一昨日以前

米国国立衛生研究所(NIH)の新たなパブリックアクセス方針が発効

2025年7月1日、米国国立衛生研究所(NIH)の新たなパブリックアクセス方針が発効しました。

2024年12月に発表された方針“2024 NIH Public Access Policy”が発効したものです。NIHの助成を受けた研究成果について、2025年7月1日以降に学術ジャーナルへの掲載が受理された査読済み論文は、オープンアクセス(OA)リポジトリPubMed Centralでエンバーゴなしで公開することが義務付けられています。

この方針は当初2025年12月31日に発効すると定められていましたが、2025年4月30日の改訂により発効日が7月1日に変更されました。

NIH Public Access Policy Mandating Zero Embargo Now in Effect(NIH, 2025/7/1)
https://osp.od.nih.gov/nih-public-access-policy-mandating-zero-embargo-now-in-effect/

続きを読む

❌