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米国国立衛生研究所(NIH)の新たなパブリックアクセス方針が発効

2025年7月1日、米国国立衛生研究所(NIH)の新たなパブリックアクセス方針が発効しました。

2024年12月に発表された方針“2024 NIH Public Access Policy”が発効したものです。NIHの助成を受けた研究成果について、2025年7月1日以降に学術ジャーナルへの掲載が受理された査読済み論文は、オープンアクセス(OA)リポジトリPubMed Centralでエンバーゴなしで公開することが義務付けられています。

この方針は当初2025年12月31日に発効すると定められていましたが、2025年4月30日の改訂により発効日が7月1日に変更されました。

NIH Public Access Policy Mandating Zero Embargo Now in Effect(NIH, 2025/7/1)
https://osp.od.nih.gov/nih-public-access-policy-mandating-zero-embargo-now-in-effect/

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Invest In Open Infrastructure、米国の機関におけるパブリックアクセスの実践に関する調査結果を公開

2025年6月26日、オープンサイエンスのための科学・学術基盤の構築に関する国際的なイニシアチブであるInvest In Open Infrastructure(IOI)が、米国の機関におけるパブリックアクセスの実践に関する調査結果を公開しました。

米国連邦政府が資金提供した研究、科学データへのパブリックアクセスのための「合理的なコスト」を調査するIOIのプロジェクトの一環として、パブリックアクセスへの実践に関して、25機関に対してアンケートとインタビューが実施されました。成果は、各機関におけるポリシーや実践等に関する調査結果の要約、パブリックアクセスに向けたワークフロー例集、パブリックアクセスへの対応ガイドの三つの文書としてまとめられています。

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