ノーマルビュー

一昨日以前

【イベント】電流協アワード2025受賞記念セミナー「「Books」が開く出版情報新時代」(11/19・東京都、オンライン)

2025年11月19日、電流協アワード2025受賞記念セミナー「「Books」が開く出版情報新時代」が、対面(東京都千代田区JCIIビル)とオンラインのハイブリッド形式で開催されます。

電流協アワード2025特別賞を受賞した出版書誌データベース「Books」は、どのような背景から生み出され、いかに成長し、何を目指してきたのか等について、関係者から話を聴くとあります。主なプログラムは次のとおりです。

第1部:「Books」の過去・現在・未来
1.「Books」の現在位置
  解説:渡辺政信氏(一般社団法人日本出版インフラセンター 専務理事)
2. 書誌情報収集・提供の草創期の困難
  解説:樋口清一氏(一般社団法人日本書籍出版協会 専務理事)
3. JPROの成立前後史と当時の出版業界の課題
  解説:永井祥一氏(一般社団法人日本出版インフラセンター 元専務理事)
4. 誰もが求めるデータベースへの成長
  解説:田中敏隆氏(一般社団法人日本出版インフラセンター出版情報登録センター管理委員会委員長 小学館監査役)

続きを読む

IFLA図書館参照モデル(IFLA LRM)に関するレクチャーの日本語訳(文献紹介)

2025年10月に刊行された『メタデータ評論』10巻に、IFLA図書館参照モデル(IFLA LRM)に関するレクチャー報告書の日英対訳が掲載されました。このレクチャーは、IFLA LRMの検討メンバーであったPat Riva氏が、2018年にイタリアで行ったものです。翻訳者は小野塚由希子(国立国会図書館)です。

IFLA LRMは、FRBR、FRAD、FRSADの概念モデルを統合した書誌情報に関わる参照モデルです。訳者の前書きでは、IFLA LRMは、今後、FRBRを採用している「日本目録規則2018年版(NCR2018)」などでも検討が必要となると考えられ、「Nomen」、「集合体現形」、「逐次刊行著作」などの複雑な概念を理解するため、報告書の日英対訳を公開するとしています。

Pat Riva著, 小野塚由希子訳. IFLA図書館参照モデル(IFLA LRM)レクチャー : 日英対訳. メタデータ評論. 2025, 10巻, p. 1-42.
https://doi.org/10.51042/metadatahyoron.10.0_1

続きを読む

【イベント】国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部第77回例会「曲がり角を迎える図書館の目録について(2)「IFLA LRMと今後の目録の行方」」(10/18・オンライン)

2025年10月18日、国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部第77回例会「曲がり角を迎える図書館の目録について(2)「IFLA LRMと今後の目録の行方」」が、オンラインで開催されます。

講師は、木村麻衣子氏(日本女子大学文学部准教授)です。2017年に発表されたIFLA図書館参照モデル(IFLA LRM)は、エンドユーザーが情報を得るために必要なデータと機能を主な対象とする利用者志向の新しいモデルであり、今後、このモデルが図書館の目録に及ぼす影響について、米国の大学図書館の事情も踏まえつつ話を聞くとあります。

定員は80人で、事前申込みが必要です。非会員は参加費1,000円が必要です。

最新ニュース(IAML日本支部)
https://www.iaml.jp/
※2025年9月11日付けで「第77回例会のご案内」が掲載されています。

第77回例会のご案内 [PDF:2ページ]
https://www.iaml.jp/reikai/77_reikai.pdf

続きを読む

❌