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台湾・文化部、公共貸与権の試行計画(第二フェーズ)に基づく補償金の申請受付を開始

2025年7月15日、台湾・文化部は公共貸与権の試行計画(第二フェーズ)に基づく補償金の申請受付を開始したと発表しました。

同計画は、図書館での資料貸出しに対する補償を著者及び出版者に行うもので、2025年から三年間実施されます。発表によると、第二フェーズでは、申請プロセスが簡素化されるとともに、試行範囲が6直轄市にある300以上の公共図書館へと拡大され、翻訳者も補償金の支払対象となる等、第一フェーズの経験等を踏まえた変更がなされました。これにより、補償金の支払額が大幅に増額することが見込まれるとしています。

著者及び出版者は10月15日までにオンラインで申請を完了することで、11月末までに最初の補償金を受け取ることができるとあります。

第二階段公共出借權試辦擴大至6都 即日起開放線上申請(文化部, 2025/7/15)
https://www.moc.gov.tw/News_Content.aspx?n=105&s=240554

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