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Taylor & Francis社、書籍のオープンアクセス出版のためのパイロットプログラム“Pledge to Open”の2年目の成果として、32タイトルを公開

2025年11月4日、Taylor & Francis社が、書籍のオープンアクセス(OA)出版を目的とする共同資金調達モデルのパイロットプログラム“Pledge to Open”の2年目の成果として、32タイトルを公開すると発表しました。

パイロットプログラムには、オーストラリア、オーストリア、ドイツ、ニュージーランド、スイス、英国、米国から24の機関及びコンソーシアムが参加しました。OA出版される32タイトルには、児童福祉、グローバル安全保障、人工知能(AI)など、重要な世界的なテーマが含まれているとあります。

発表の中では、同パイロットプログラムが3年目も継続して実施されることが決定したと報告されています。

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米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)の予算削減の影響を受ける小規模・地方図書館(記事紹介)

2025年10月7日付けで、Library Journal誌に、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)の予算削減の影響を受ける小規模・地方図書館に関する記事“Concerned but Committed: Small and Rural Libraries Feeling the Impact of a Defunded IMLS”が掲載されています。著者は、オレゴン州立大学図書館長のApril Witteveen氏です。

2025年3月14日にIMLS等の解体を求める大統領令が発令されて以来、全米の図書館は、連邦政府からの資金提供が無くなることによる長期的な影響を考慮しつつ、当面の混乱に対処してきたとあります。複数の収入源を持たない小規模・地方図書館にとっては、IMLSが存在しない未来は特に不確実であるとし、各地の小規模・地方図書館の現状が紹介されているほか、危機に瀕しつつある図書館サービス等について述べられています。

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