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ウイルス対策ソフトだけでは守れない時代──エンドポイントセキュリティ入門

 ランサムウェア攻撃が急増する中、「バックアップがあるから大丈夫」と考える企業は少なくありません。しかし、これは大きな誤解です。マルウェアの潜伏期間は平均1週間程度のため、バックアップにもすでにマルウェアが混入している可能性が高いのです。では、どうすれば組織を守れるのでしょうか? 完璧なセキュリティは存在しませんが、正しい知識があれば適切な対策を講じることができます。本記事では、従来の「ウイルス対策ソフト」であるEPPから、侵入後の脅威に対応するEDRまで、エンドポイントセキュリティの基本を現役セキュリティエンジニアが解説します。
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オラクル、エージェント型AIアプリケーションを支える新たなデータベースを発表

 オラクルは8月7日、データを複数拠点に自動で分散・保存・同期し、リージョン障害が発生した場合でもアプリケーションの継続稼働を可能にする新たなデータベース「Oracle Globally Distributed Exadata Database on Exascale Infrastructure」の提供を開始した。
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総務省、社会人向けデータサイエンスオンライン講座を全面リニューアルし受講者募集開始

 総務省は7月29日、統計リテラシーの向上とデータサイエンス分野の人材育成を目的とした「社会人のためのデータサイエンス演習」オンライン講座を、2025年9月30日から全面的にリニューアルして開講すると発表し、同日より受講者の募集を開始した。本講座は、平成28年4月に初回開講され、これまで延べ99,000人が受講した実績を持つ。
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外国人材の66.8%がリスキリングを実施。ITスキルに高い習得意欲。ヒューマングループ調査

 ヒューマングループは2025年8月8日、ビジネス・プロフェッショナル×バイリンガル向け転職サイト「Daijob.com」外国籍登録者を対象に実施した「外国人材の日本での仕事観とキャリアに関する実態調査2025 vol.2」の結果を公表した。調査は2025年7月7日から7月16日までの期間に、現在または過去に日本で働いた経験を持つ外国人280名を対象にインターネットで行われた。
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IPA、デジタル時代のスキル変革等に関する調査報告書を公開。成長するエンジニアの約50%が「学びを共有」

 情報処理推進機構(IPA)は、企業の人事部門、情報システム部門、DX推進部門などを対象に実施した企業調査と、20〜59歳の国内企業に所属するデジタル人材を対象に実施した個人調査に基づく、「デジタル時代のスキル変革等に関する調査(2024年度)」の報告書を8月7日に公開した。企業調査は2月10日〜3月28日の期間に行われ1535社から、個人調査は2月17日〜3月11日の期間に行われ1454名から回答を得ている。
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【Pythonでデータベースを扱おう】Visual Studio Codeを使ったデータベース「SQLite3」を解説

 本連載では、ベジェ曲線でお絵描きするWebアプリを使って、描いた絵を公開できる掲示板を開発しながら、Pythonを使ったバックエンド開発について学んでいきます。連載第4回は、まずVisual Studio Codeを使ったデータベース「SQLite3」を解説。それからPythonでプログラミングしてSQLite3を解説します。
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進化し続けるDevinの目標は「エンジニア軍団」。創業者が語るAI時代のオーナーシップとは?

 AIによるソフトウェア開発の自動化が現実のものとなりつつある中、一際注目を集めているのが、Cognition Labsが開発した自律型AIエージェント「Devin」だ。仮想環境上でコードの生成・修正・実行・テストといった一連の開発タスクを自己完結できるDevinは、すでに一部の企業プロジェクトに導入されている。本セッションでは、Cognition Labsの共同創業者であるWalden Yan氏が登壇。Devinの基本機能や開発方針、Figmaなど外部ツールとの統合事例、そしてAIエージェントと人間が協働する未来の展望についてQ&Aを交えて語った。
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ITエンジニアの約4割が出社回帰で転職を検討、リモート継続を重視する声多数。レバテックが調査

 レバテックは2025年7月にITエンジニア654名を対象としたリモートワーク実態調査を実施し、8月7日に結果を公開した。この調査では、コロナ禍からの出社回帰の動きが進む中、約4人に1人のITエンジニアが企業の要請で出社頻度が増加したと回答した。
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【Godot Engine 2Dゲーム制作 Part4】UI部品を作成し、リストダイアログをつくろう

 この連載は、Godot Engineでのゲーム開発を始めて、簡単なミニゲームを作るまでを、順を追ってたどるものです。前回は、ゲームの画面を遷移したり、その際に演出を加えたり、BGMの管理をしたりしました。最終回の今回は、UI部品の作成をおこないます。ゲームでよくある、多数の項目が並んだリストを表示するダイアログを作ります。また、ゲームの記録を保存したり、その記録を復帰したりします。
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