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なぜ今、鉄道各社は「顔パス改札」を競うのか 東武・日立が「SAKULaLa」で描く“第3の道”

東武鉄道と日立製作所は11月13日、両社が共同運営する生体認証サービス「SAKULaLa」(サクララ)に顔認証機能を追加。東武宇都宮線の12駅で顔認証改札サービスを開始した。大阪メトロ、JR東日本……各社はなぜ、異なる戦略で顔認証改札を目指すのか。
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「Sora 2」が踏んだ虎の尾 国内から怒りの声明続出も、立ちはだかる著作権法の“属地主義”

米OpenAIの動画生成AI「Sora 2」が日本のアニメキャラクターを無断生成できる問題で、政府や出版社が相次いで抗議。だが日本の著作権法は国内にしか適用されず、OpenAIのオプトアウト方式も技術的限界を抱える。ディズニーは即座に対応したのに、なぜ日本企業は後手に回るのか。AI学習と著作権の複雑な関係を整理する。
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高市政権の“重点投資”は、日本のAI産業にどう響く? 「作る」「組み込む」「使う」の3層構造で読み解く

高市政権が打ち出した「大胆な減税」と「17分野への重点投資」では、量子技術・半導体といった先端分野に加え、昨今急速に進化しているAIを中心に据えています。高市政権の政策と国際人材の動向がIT産業にどのような影響を与えるのかを考えます。
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Anthropic、「Claude」が中国政府系攻撃者に悪用されたと報告

Anthropicは、中国政府支援の攻撃者が「Claude」を悪用し、約30件の攻撃を自動化したと発表した。9月に検知したもので、人間の介入が少ない初の事例だとしている。攻撃者はAIを欺き、偵察や悪用等の8~9割を実行させた。Anthropicは対策を強化し、AIの防御利用も推奨した。
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HPのPCに「Rakuten AI」標準搭載へ オフラインでも使えるオンデバイスAI内蔵

楽天グループと日本HPは11月11日、国内で販売するHP製PCに、AIツール「Rakuten AI」のデスクトップ版を標準搭載すると発表した。2026年春から夏にかけて、個人向け・法人向けのほぼ全モデルに順次導入する。Rakuten AIが他社製デバイスに搭載されるのは初めて。オフラインでも動作するオンデバイスAIとしての提供も初となる。
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ヒトもお尻から呼吸できる──肺治療に革命か イグ・ノーベル賞の研究者らが人での実験で安全性を確認

ヒトもお尻から呼吸できる──ブタの肛門に酸素を含む液体を注入すると、血中酸素濃度が高まることを突き止めた東京科学大学と大阪大学の武部貴則教授(38)らの研究グループは、動物実験にとどまっていた「腸換気法」の安全性をヒトで確認したと発表した。
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