アサヒグループHDは10月3日、サイバー攻撃によるシステム障害に関する最新の調査状況を公表した。その中で、同社のサーバーがランサムウェアによる攻撃を受けたことを明らかにした。

パロアルトネットワークスは、東京都内でサイバーセキュリティカンファレンス「Ignite」を開催した。Unit 42のチームが、日本で本格的にサービスを展開し、インシデント対応サービスと脅威コンサルティングサービスを日本チームが提供することを発表した。

AvePoint Japanとrakumoは10月2日、社内掲示板サービス「rakumo ボード」の「Microsoft 365」向けアドオン製品「rakumoボード for Microsoft 365」の共同開発を開始すると発表した。

日立製作所は、インフラや産業現場で広く使われている電子回路図や配管図、配電図などの図面を、生成AIが高精度に読み取れるようにする学習技術を開発した。

FWD生命は、保険申し込みにおける医務査定業務のさらなる効率化と品質向上を目的として、「AIによる医務査定サポート」機能を導入したと発表した。この機能は、最新OCR技術と生成AIを搭載したマルチエージェントアーキテクチャーを基盤とし、RAGやウェブ検索、過去の査定データベースを統合した高度な査定支援を行うもので、医務査定に要する時間を平均30％短縮できるとしている。

日本IBMは、企業固有の業務ノウハウを生かして企業価値を最大化するため、AIと超高速インメモリーデータベースを搭載した「IBM i」を活用して、基幹システムを再構築する施策を開始すると発表した。

大阪市は、保健師による家庭訪問や保健指導業務などを支援するシステムを構築し、2026年4月から順次稼働を開始する。

Metaは広告主向けのAI開発を継続しており、最新のAIエージェントと複数の新ツールは、中小企業向けにオンライン販売の支援やパーソナライズ機能を提供するよう設計されている。これらのツールは、「Facebook」をはじめとするMetaのプラットフォーム外でも利用可能である。

富士通とNVIDIAは10月3日、AIエージェントを統合したフルスタックAIインフラを目指し、戦略的協業を拡大すると発表した。富士通のCPUとNVIDIAのGPUを搭載したコンピューティング基盤上で動作する、領域特化型のAIエージェントを組み合わせたAIインフラにより、産業・企業横断でAI導入を推進する。

今回は、Zoom Communications 創業者 兼 CEOのEric Yuan氏と、九州大学 システム情報科学研究院 情報学部門 教授の櫻井幸一氏の「明言」を紹介する。

Snowflakeが独自の「Model Context Protocol」（MCP）サーバーと、金融機関に特化した人工知能（AI）ツールの新パッケージ「Cortex AI for Financial Services」を発表した。

ウエスタンデジタルは、AI時代のデータ需要に対応するため、日本市場に対し、今後5年間で約1470億円の投資計画を発表した。データセンター向けストレージのイノベーションリーダーとして新たな成長を目指す。

Perplexityは米国時間10月2日、AIを搭載したウェブブラウザー「Comet」を全てのユーザーに無料で提供すると発表した。

アップルの「App Store」のランキングに、新たな注目アプリが急浮上している。多くの人気アプリと同様、今回もAI技術が中心となっている。OpenAIは、AI動画生成ツール「Sora」のiOS版アプリをリリースした。このアプリでは、ユーザーが自分に合わせたAI生成動画を作成できる。

「Microsoft 365」でドキュメントやスプレッドシートなどの作業を「Copilot」に任せているユーザーにとって、AI機能が充実した新しいプランは注目に値するだろう。米国時間10月1日に発表された「Microsoft 365 Premium」は、「Word」や「Excel」をはじめとする「Office」スイートに多数のAI機能を追加した最新のサブスクリプションプランである。

近年、事業の多様化や多角化にともない、活動拠点の海外に設置や、海外企業統合によって事業連携を図るなど、グローバル展開による事業規模拡大を加速化する企業が増えつつある。こうした現状を踏まえ、全4回の連載で、海外拠点におけるセキュリティについて、その背景からM＆A企業統合時のセキュリティ強化まで、そのノウハウを解説する。

AI時代にオンプレミスの重要性が再評価される中、データプラットフォームのClouderaが勢いづいている。CEOのチャールズ・サンズベリー氏は、ハイブリッド戦略とプライベートAIの価値を強調し、特に日本の「データ主権」重視の姿勢に大きな可能性を感じていると語った。

「Windows 10」のサポートが間もなく終了する。「拡張セキュリティ更新プログラム」（ESU）をめぐる動きと、ESUの無料オプションの対象ユーザー、登録方法について整理する。

多くの企業がソフトウェア開発にAIの使用を予定している。開発サイクル、顧客体験、事業運営に効果を与える品質保証を強化するAIのトレンドを解説する。

クラウドが世の中に浸透し、さまざまなものが「抽象化」される時代である。ただ、われわれは「バーチャルな世界」がなぜ存在し得るのかを忘れてはいないだろうか。