C++は、C言語より派生した歴史のあるオブジェクト指向言語です。このC++は、システムプログラミングにも適した高速で緻密なコーディングのための言語ですが、絶え間なく進化を続けており、モダンな言語仕様やライブラリ機能も貪欲に取り込んでいます。本連載では、このC++の最新バージョンにフォーカスし、その新機能を紹介していきます。また、最新バージョン以前の機能にも関連の深いものについて言及することで、新機能をつながりとして理解できることも意識します。第2回では、前回に引き続き言語仕様面の強化/変更点を、静的なoperator()/operator[]、多次元対応operator[]、assume属性、エスケープシーケンスの区切り文字を中心に紹介します。